第221回:【バスケ】Bリーグ開幕
2017年10月3日 バスケ先週末、Bリーグの第2シーズンが開幕した。
京都ハンナリーズは前シーズンから大幅にメンバーを入れ替え、前シーズンと比較してバランス良く、かなり期待できるチームになったと感じる。
西地区は琉球が圧倒的本命と目されているが、京都も決して劣ってはないと思う。
まだここに記載していなかった京都の新メンバーの最後の一人、ジョシュア・スミス。
208センチ135キロとBリーグ1の巨体を誇る選手が加入し、弱点だったインサイドは逆に強みを増した。
なお日曜日のインタビューで実は150キロであったことが判明w
そんな全く新しいチームと言ってもいい新生ハンナリーズの開幕戦の相手は中地区の三遠ネオフェニックス。
三遠は外国人2人を欠いているため、ここは是が非でも2連勝して弾みをつけておきたいところ。
結果は土曜80-62、日曜65-63で2連勝。
日曜はマーカスが負傷で出場しなかった後半に怒涛の追い上げをされるも辛くも逃げ切り。
三遠に比べ、チームとしての完成度はまだまだこれからといったところ。
ただ、見ていて非常にワクワクするチームになったのは間違いない。
以下、各選手の雑感。
#3 伊藤
Bリーグデビューを果たした期待のルーキーは、その前評判に違わぬ活躍。
新人らしからぬ落ち着いたボール運びに仲間を活かすパス、時には自分で切り込んだりと、ポテンシャルの高さを見せてくれた。
これからどんどん成長すると思うと楽しみで仕方がない。
#5 マーカス・ダブ
Bリーグ2年目という事で、日本の笛にも慣れて今年も活躍が見込める。
土曜は早速ダブルダブルの活躍を見せてくれた。
日曜は早々に負傷で下がってしまい、今シーズンも怪我が心配ではあるが、今年も京都のディフェンスの要。
#7 晴山
あまりプレイタイムは多くなかったのでこれからといったところだが、オフェンスの能力は結構高そう。ただ、ディフェンス面で少し不安があるかな。
あと晴山のタオル回しの映像にはクソ笑った。
#9 綿貫
2番手PGとして安定して繋いでくれた。オフェンスでは体格で勝る相手に1on1を積極的に仕掛けていたのが印象的。
また、リバウンドにも果敢に飛び込む姿は以前と変わらず。
#12 岡田
土曜はFG5/5と活躍。しかし日曜は徹底マークに合いシュートを打つことすらできなかった。
前シーズンよりもオフェンスをばらけさせ、彼にもっとシュートを打ってもらいたい。
#14 坂東
土曜は終盤に3Pを3本放つがすべて外れ。日曜は出場なし。
B2では活躍してもB1の壁は厚いという事か。頑張ってプレイタイムを増やしていってもらいたい。
#32 ジュリアン・マブンガ
滋賀の時のようにひたすら単騎で攻める姿はなく、チームプレー優先という姿勢が見えた。
PGをやったり3Pや超ブロックなど見せ場はあったが、京都の戦術にフィットするのはまだまだこれからという感じ。能力の高さは折り紙付きなので、ゲームメイクやポイントゲッターなど、マルチな活躍を期待。
#33 内海
キャプテンらしくチームメイトに声をかけたり指示を出したりする場面が目立った。
日曜は苦しい時間に2連続3Pを決め勝利に貢献するが、ディフェンス面ではたびたび相手選手をフリーにしてしまう場面も。
今シーズンはPFをやらされることはないだろうから、本来のポジションでしっかり頑張ってほしい。
#34 ジョシュア・スミス
土曜はファウルトラブルに泣くも、日曜は21P16Rの大活躍。
その巨体ゆえゴール下で強いのは勿論だが、単に力で押すだけではなくディフェンスを上手くかわしたりする器用さも持ち合わせている。
プレイタイムが多くなるとスタミナがやや心配だが、能力に関しては期待できそう。日本の笛に慣れれば今後も大活躍が見込める。
#43 永吉
日本人ビッグマンとして、日本代表の太田と互角に渡り合った。
総合的な能力ではまだ太田の方が上だと感じたが、ゴール下を任せられるインサイドがいるのは心強い。
土曜は二ケタ得点したので、得点源としても期待したい。
#45 頓宮
土曜は僅かな出場、日曜は出場なし。
前シーズンに比べると成長はしている。頑張って永吉のバックアップを務めてもらいたい。
#91 片岡
オフェンス面ではドライブでインサイドに切り込み得点を量産し、ディフェンスは粘り強くマークする。PGとしてもある程度計算でき、ベテランらしい安定した活躍を見せた。
攻守ともに中心選手として、また、ベテランとして若いチームを引っ張ってもらいたい。
次の週末はアウェイで優勝候補の一角、千葉と対戦。
現時点でのチーム完成度で連勝は難しいと思うが、何とか1勝でももぎ取ってもらいたい。
ちなみに、開幕節の入場者数は両日とも2500人弱。
開幕節でこれでは先が思いやられる。試合関連の企画はもとより、もっと知名度を上げる努力をしてほしい。むしろこっちの問題の方が根が深い。
京都ハンナリーズは前シーズンから大幅にメンバーを入れ替え、前シーズンと比較してバランス良く、かなり期待できるチームになったと感じる。
西地区は琉球が圧倒的本命と目されているが、京都も決して劣ってはないと思う。
まだここに記載していなかった京都の新メンバーの最後の一人、ジョシュア・スミス。
208センチ135キロとBリーグ1の巨体を誇る選手が加入し、弱点だったインサイドは逆に強みを増した。
なお日曜日のインタビューで実は150キロであったことが判明w
そんな全く新しいチームと言ってもいい新生ハンナリーズの開幕戦の相手は中地区の三遠ネオフェニックス。
三遠は外国人2人を欠いているため、ここは是が非でも2連勝して弾みをつけておきたいところ。
結果は土曜80-62、日曜65-63で2連勝。
日曜はマーカスが負傷で出場しなかった後半に怒涛の追い上げをされるも辛くも逃げ切り。
三遠に比べ、チームとしての完成度はまだまだこれからといったところ。
ただ、見ていて非常にワクワクするチームになったのは間違いない。
以下、各選手の雑感。
#3 伊藤
Bリーグデビューを果たした期待のルーキーは、その前評判に違わぬ活躍。
新人らしからぬ落ち着いたボール運びに仲間を活かすパス、時には自分で切り込んだりと、ポテンシャルの高さを見せてくれた。
これからどんどん成長すると思うと楽しみで仕方がない。
#5 マーカス・ダブ
Bリーグ2年目という事で、日本の笛にも慣れて今年も活躍が見込める。
土曜は早速ダブルダブルの活躍を見せてくれた。
日曜は早々に負傷で下がってしまい、今シーズンも怪我が心配ではあるが、今年も京都のディフェンスの要。
#7 晴山
あまりプレイタイムは多くなかったのでこれからといったところだが、オフェンスの能力は結構高そう。ただ、ディフェンス面で少し不安があるかな。
あと晴山のタオル回しの映像にはクソ笑った。
#9 綿貫
2番手PGとして安定して繋いでくれた。オフェンスでは体格で勝る相手に1on1を積極的に仕掛けていたのが印象的。
また、リバウンドにも果敢に飛び込む姿は以前と変わらず。
#12 岡田
土曜はFG5/5と活躍。しかし日曜は徹底マークに合いシュートを打つことすらできなかった。
前シーズンよりもオフェンスをばらけさせ、彼にもっとシュートを打ってもらいたい。
#14 坂東
土曜は終盤に3Pを3本放つがすべて外れ。日曜は出場なし。
B2では活躍してもB1の壁は厚いという事か。頑張ってプレイタイムを増やしていってもらいたい。
#32 ジュリアン・マブンガ
滋賀の時のようにひたすら単騎で攻める姿はなく、チームプレー優先という姿勢が見えた。
PGをやったり3Pや超ブロックなど見せ場はあったが、京都の戦術にフィットするのはまだまだこれからという感じ。能力の高さは折り紙付きなので、ゲームメイクやポイントゲッターなど、マルチな活躍を期待。
#33 内海
キャプテンらしくチームメイトに声をかけたり指示を出したりする場面が目立った。
日曜は苦しい時間に2連続3Pを決め勝利に貢献するが、ディフェンス面ではたびたび相手選手をフリーにしてしまう場面も。
今シーズンはPFをやらされることはないだろうから、本来のポジションでしっかり頑張ってほしい。
#34 ジョシュア・スミス
土曜はファウルトラブルに泣くも、日曜は21P16Rの大活躍。
その巨体ゆえゴール下で強いのは勿論だが、単に力で押すだけではなくディフェンスを上手くかわしたりする器用さも持ち合わせている。
プレイタイムが多くなるとスタミナがやや心配だが、能力に関しては期待できそう。日本の笛に慣れれば今後も大活躍が見込める。
#43 永吉
日本人ビッグマンとして、日本代表の太田と互角に渡り合った。
総合的な能力ではまだ太田の方が上だと感じたが、ゴール下を任せられるインサイドがいるのは心強い。
土曜は二ケタ得点したので、得点源としても期待したい。
#45 頓宮
土曜は僅かな出場、日曜は出場なし。
前シーズンに比べると成長はしている。頑張って永吉のバックアップを務めてもらいたい。
#91 片岡
オフェンス面ではドライブでインサイドに切り込み得点を量産し、ディフェンスは粘り強くマークする。PGとしてもある程度計算でき、ベテランらしい安定した活躍を見せた。
攻守ともに中心選手として、また、ベテランとして若いチームを引っ張ってもらいたい。
次の週末はアウェイで優勝候補の一角、千葉と対戦。
現時点でのチーム完成度で連勝は難しいと思うが、何とか1勝でももぎ取ってもらいたい。
ちなみに、開幕節の入場者数は両日とも2500人弱。
開幕節でこれでは先が思いやられる。試合関連の企画はもとより、もっと知名度を上げる努力をしてほしい。むしろこっちの問題の方が根が深い。
第217回:【バスケ】京都ハンナリーズつづき
2017年8月1日 バスケ前回書いてから、また何人か動きが出てきたので追記。
・坂東:香川ファイブアローズから加入
B2の香川で活躍していたSGが新加入。B2なので全く知らない選手だったが、色々評価を見てると期待が持てそう。まだ若いけど、岡田からポジション奪うぐらいの活躍を期待したい。
・ダブ:残留
昨季終了後、一旦契約満了となっていたマーカスと再契約。昨季は得点源かつディフェンスの要として京都の中心選手として活躍してくれた。若干高さは足りないものの、スティール数リーグ2位を誇る好ディフェンスと、エナジー溢れる雄叫びを今季も見せてほしい。
先に決まったマブンガもPFなので、あと一人の外国人は長身のセンターになると予想。
3年間京都で活躍してくれたケビン・コッツァーだが、昨季のリバウンドの弱さ改善のためにはもっとちゃんとしたセンターが必要だろう。
ここ数年、京都にはまともなセンターがいなかったけど、昔は210センチ位の本格的センターを毎年取ってたんだよなぁ。
・綿貫:大阪エヴェッサから期限付き加入(レンタル移籍)
以前京都に在籍していた選手がまた一人京都に帰ってきた。但しレンタル移籍。大阪とは複数年契約だったのかな?
PG過多だった昨季から一転、伊藤以外PGが不在という深刻なPG不足を補うことができた。以前京都で同じHCの下でプレーしていたから、新しいチームにもすぐ馴染むことができるだろう。
ただ、昨季は大阪でほとんどプレータイムがなかった。原因のよく分からない体調不良だったらしく、バスケできるかどうかも怪しいレベルだった模様。本人によるともう大丈夫らしいが、一抹の不安は残る。
そろそろロスターも埋まってきた。あと外国人1人取って完成かな?
当初の不安に比べれば、結構いい補強をして期待の持てる陣容になりつつある。
少なくとも、G7人、PF4人とかいう歪なロスターだった昨季よりはよっぽどバランスのいいチームだ。
ところで、今季のファンクラブの概要がまだ発表されてないんだがいつ申し込み始まるのかね。
まだ始まってないのって富山と京都だけらしいんだが…
チーム成績はもとより、今季は運営ももうちょっと改善されてほしいもんだ。
・坂東:香川ファイブアローズから加入
B2の香川で活躍していたSGが新加入。B2なので全く知らない選手だったが、色々評価を見てると期待が持てそう。まだ若いけど、岡田からポジション奪うぐらいの活躍を期待したい。
・ダブ:残留
昨季終了後、一旦契約満了となっていたマーカスと再契約。昨季は得点源かつディフェンスの要として京都の中心選手として活躍してくれた。若干高さは足りないものの、スティール数リーグ2位を誇る好ディフェンスと、エナジー溢れる雄叫びを今季も見せてほしい。
先に決まったマブンガもPFなので、あと一人の外国人は長身のセンターになると予想。
3年間京都で活躍してくれたケビン・コッツァーだが、昨季のリバウンドの弱さ改善のためにはもっとちゃんとしたセンターが必要だろう。
ここ数年、京都にはまともなセンターがいなかったけど、昔は210センチ位の本格的センターを毎年取ってたんだよなぁ。
・綿貫:大阪エヴェッサから期限付き加入(レンタル移籍)
以前京都に在籍していた選手がまた一人京都に帰ってきた。但しレンタル移籍。大阪とは複数年契約だったのかな?
PG過多だった昨季から一転、伊藤以外PGが不在という深刻なPG不足を補うことができた。以前京都で同じHCの下でプレーしていたから、新しいチームにもすぐ馴染むことができるだろう。
ただ、昨季は大阪でほとんどプレータイムがなかった。原因のよく分からない体調不良だったらしく、バスケできるかどうかも怪しいレベルだった模様。本人によるともう大丈夫らしいが、一抹の不安は残る。
そろそろロスターも埋まってきた。あと外国人1人取って完成かな?
当初の不安に比べれば、結構いい補強をして期待の持てる陣容になりつつある。
少なくとも、G7人、PF4人とかいう歪なロスターだった昨季よりはよっぽどバランスのいいチームだ。
ところで、今季のファンクラブの概要がまだ発表されてないんだがいつ申し込み始まるのかね。
まだ始まってないのって富山と京都だけらしいんだが…
チーム成績はもとより、今季は運営ももうちょっと改善されてほしいもんだ。
第216回:【バスケ】京都ハンナリーズの現状
2017年7月13日 バスケBリーグ初年度を西地区5位で終えた京都ハンナリーズ。
シーズン終了から1ヶ月以上経過し、日本人選手の動きが結構あったので感想など。
ちなみに昨季の外国人選手は全員契約満了。その後の動きもなし。
・小島:アルバルク東京に移籍
今季も当然京都の主力となってくれると思っていたのでショック。移籍先は強豪のA東京。競争率も高いと思うけど、よりレベルの高いチームで揉まれたいと思ったんだろう。残念。
・川嶋:三遠ネオフェニックスに移籍
移籍初年度から主力として活躍した川嶋も移籍。サイズもあり堅実なプレーメイクが可能なPGは何としても残してほしかったが、残念ながら1年で去ってしまった。非常に安定度の高い選手だっただけに、小島以上に残念。
・伊藤:残留
初年度はケガでまったくプレーできなかったので当然の残留。小島・川嶋が移籍したことでいきなりスタメン起用もあり得る。
大学時代の評価は非常に高いので、それに違わぬ活躍を期待。
・村上:シーホース三河に移籍
チーム創設時から在籍する唯一の選手が強豪、三河に移籍。正直びっくりした。
シーズン終了後に自分が「B1では厳しい」という評価してたのが恥ずかしいw
シーズン終了時点では別にいらんわと思ってたけど、実際に移籍してしまうとなんだか寂しい。
・岡田:残留
初年度シューターとして活躍した岡田は残留。昨季のシーズン終盤は疲れからか成功率が著しく下がり、また試投数自体も減っていってたので、今季は一シーズン通しての活躍を期待したい。
・佐藤:横浜ビーコルセアーズに移籍
主力の日本人ビッグマンは移籍。正直、ビッグマンとしての働きは物足りなかったので、元々継続はないと思っていた。むしろ代わりに誰を取れるかの方が重要だったので、後述するがここは補強成功と言えるだろう。
・日下:引退
昨季は元々プレータイムも少なく、もう1年早く引退しててもおかしくなかった。元々戦力としてのカウントはあまりしてなかったと思うのであまり影響はなさそう。
・内海:残留
昨季はSGだけでなくSF、果てはPFの真似事までさせられていた。今季は後述の通りフォワード陣の補強が叶ったので、本来のSGとしてプレーすることになるだろう。3Pの成功率はもうちょっと上げてほしい。
・藪内:引退
昨季のシーズン終了後にまさかの引退宣言。シーズン後半の働きを見るに、今季も控えPGとしてやってくれると思っていただけに全くの予想外だった。藪内の引退もあり、今季の京都は一気にPG不足に陥ってしまった。
・頓宮:残留
初年度は正直プロのレベルに達していなかったと思う。現状のままだとプレータイムは増えないと思うので、成長が望まれる。
以下は新加入選手。
・永吉:川崎ブレイブサンダースから移籍
佐藤に代わる日本人ビッグマンは何と日本代表選手。フロントGJ。
リバウンドはもとより、得点でも2ケタ得点取ることを望まれているとの事なので、貧弱だった京都のインサイド陣をストロングポイントに変えてくれることを期待している。
・片岡:仙台89ersから移籍
bj時代、京都に在籍していたソルジャーが戻ってきた。
京都には珍しいスラッシャータイプのガードで、得点力が期待できるし、bj時代は富樫とのマッチアップでしつこいディフェンスも見せていた。メンタル面でもチームメイトを引っ張ってくれると期待している。
・晴山:川崎ブレイブサンダースから移籍
永吉に次いで川崎から移籍。川崎時代はプレータイムが少なく目立った成績は残していないものの、こちらも世代別での日本代表に選ばれていることから、ポテンシャルは高いと思われる。昨季の京都はSFが手薄(というかいない)だったので、昨季の川嶋同様、プレータイムの増加に伴いブレークすることを願う。
・マブンガ:滋賀レイクスターズから移籍
今季最初に決まった外国籍選手はまさかの元滋賀のエース。滋賀の時はリーグ3位の得点力のみならず、ポイントフォワードとも言うべき活躍でチームを引っ張っていた。京都で同じような使い方はしないとは思うけど、昨季今一つだった外国人選手の得点力をアップしてくれると期待。
7/13時点では以上。
新加入選手には期待が持てる一方、昨季の主力の多くがチームを去ってしまい、一からのチーム作りが求められる。
何より昨季はダブついていたPGが逆に一気に不足してしまい、新戦力の補充が求められる。永吉を取れたことで、ギャレットのような外国人PGを取るのか、まだ行き先の決まっていない日本人を取るのか。逆に言うと、ここでいいPGを補強できれば今季は期待できる布陣になりそうな気がする。
あと、新しいチームロゴも発表された。
最初はダサいと思ったけど、見慣れるにつれそこまで悪くないんじゃない?という評価になってきた。
しかし、昨季までのチームロゴも他にはない独特なものだったので、変えてしまって残念という気もする。
まぁ数年経てば慣れるだろう。
シーズン終了から1ヶ月以上経過し、日本人選手の動きが結構あったので感想など。
ちなみに昨季の外国人選手は全員契約満了。その後の動きもなし。
・小島:アルバルク東京に移籍
今季も当然京都の主力となってくれると思っていたのでショック。移籍先は強豪のA東京。競争率も高いと思うけど、よりレベルの高いチームで揉まれたいと思ったんだろう。残念。
・川嶋:三遠ネオフェニックスに移籍
移籍初年度から主力として活躍した川嶋も移籍。サイズもあり堅実なプレーメイクが可能なPGは何としても残してほしかったが、残念ながら1年で去ってしまった。非常に安定度の高い選手だっただけに、小島以上に残念。
・伊藤:残留
初年度はケガでまったくプレーできなかったので当然の残留。小島・川嶋が移籍したことでいきなりスタメン起用もあり得る。
大学時代の評価は非常に高いので、それに違わぬ活躍を期待。
・村上:シーホース三河に移籍
チーム創設時から在籍する唯一の選手が強豪、三河に移籍。正直びっくりした。
シーズン終了後に自分が「B1では厳しい」という評価してたのが恥ずかしいw
シーズン終了時点では別にいらんわと思ってたけど、実際に移籍してしまうとなんだか寂しい。
・岡田:残留
初年度シューターとして活躍した岡田は残留。昨季のシーズン終盤は疲れからか成功率が著しく下がり、また試投数自体も減っていってたので、今季は一シーズン通しての活躍を期待したい。
・佐藤:横浜ビーコルセアーズに移籍
主力の日本人ビッグマンは移籍。正直、ビッグマンとしての働きは物足りなかったので、元々継続はないと思っていた。むしろ代わりに誰を取れるかの方が重要だったので、後述するがここは補強成功と言えるだろう。
・日下:引退
昨季は元々プレータイムも少なく、もう1年早く引退しててもおかしくなかった。元々戦力としてのカウントはあまりしてなかったと思うのであまり影響はなさそう。
・内海:残留
昨季はSGだけでなくSF、果てはPFの真似事までさせられていた。今季は後述の通りフォワード陣の補強が叶ったので、本来のSGとしてプレーすることになるだろう。3Pの成功率はもうちょっと上げてほしい。
・藪内:引退
昨季のシーズン終了後にまさかの引退宣言。シーズン後半の働きを見るに、今季も控えPGとしてやってくれると思っていただけに全くの予想外だった。藪内の引退もあり、今季の京都は一気にPG不足に陥ってしまった。
・頓宮:残留
初年度は正直プロのレベルに達していなかったと思う。現状のままだとプレータイムは増えないと思うので、成長が望まれる。
以下は新加入選手。
・永吉:川崎ブレイブサンダースから移籍
佐藤に代わる日本人ビッグマンは何と日本代表選手。フロントGJ。
リバウンドはもとより、得点でも2ケタ得点取ることを望まれているとの事なので、貧弱だった京都のインサイド陣をストロングポイントに変えてくれることを期待している。
・片岡:仙台89ersから移籍
bj時代、京都に在籍していたソルジャーが戻ってきた。
京都には珍しいスラッシャータイプのガードで、得点力が期待できるし、bj時代は富樫とのマッチアップでしつこいディフェンスも見せていた。メンタル面でもチームメイトを引っ張ってくれると期待している。
・晴山:川崎ブレイブサンダースから移籍
永吉に次いで川崎から移籍。川崎時代はプレータイムが少なく目立った成績は残していないものの、こちらも世代別での日本代表に選ばれていることから、ポテンシャルは高いと思われる。昨季の京都はSFが手薄(というかいない)だったので、昨季の川嶋同様、プレータイムの増加に伴いブレークすることを願う。
・マブンガ:滋賀レイクスターズから移籍
今季最初に決まった外国籍選手はまさかの元滋賀のエース。滋賀の時はリーグ3位の得点力のみならず、ポイントフォワードとも言うべき活躍でチームを引っ張っていた。京都で同じような使い方はしないとは思うけど、昨季今一つだった外国人選手の得点力をアップしてくれると期待。
7/13時点では以上。
新加入選手には期待が持てる一方、昨季の主力の多くがチームを去ってしまい、一からのチーム作りが求められる。
何より昨季はダブついていたPGが逆に一気に不足してしまい、新戦力の補充が求められる。永吉を取れたことで、ギャレットのような外国人PGを取るのか、まだ行き先の決まっていない日本人を取るのか。逆に言うと、ここでいいPGを補強できれば今季は期待できる布陣になりそうな気がする。
あと、新しいチームロゴも発表された。
最初はダサいと思ったけど、見慣れるにつれそこまで悪くないんじゃない?という評価になってきた。
しかし、昨季までのチームロゴも他にはない独特なものだったので、変えてしまって残念という気もする。
まぁ数年経てば慣れるだろう。
第214回:【バスケ】京都ハンナリーズ2016-17シーズン 選手編
2017年5月11日 バスケここからは京都ハンナリーズ各選手に対する雑感。
#1 小島 PG/SG
開幕戦の名古屋戦で20得点を叩き出し期待を抱かせたが、その後は一般的な成績に。それでもチームの中心として活躍した。
年末の怪我で出場試合数は30に留まったのが残念。来年は主力として更なる飛躍を望みたい。
チームトップのアシスト数を誇るが、同時にチームトップのターンオーバー数をも誇る。
オフェンス時にボールを持ちたがる傾向があるのと、プレスを受けた時にボールを失いやすい欠点がある。PGとしてボール運びを行うことが多いのだから、プレスには強くなってほしい。
#2 川嶋 PG
ケガで欠場の小島に代わり、全試合出場でハンナリーズを支えた功労者。
PGにしては長身なためポストプレーを駆使したり、綺麗なフェイダウェイ、ピック&ロールからのジャンパー、3Pなど多彩な攻めで得点を量産し、時には20点オーバーの試合もあった。
アシストも小島に次いで多く、またターンオーバーも少ない、安定した試合運びが魅力的。
来季もぜひ残ってほしい選手。
#3 伊藤 PG
シーズン途中に加入し、期待を寄せられた新人だったがケガの為、結局今季のプレーは叶わなかった。
来シーズンは主力として、前評判に違わぬ活躍を期待している。
#5 ダブ PF
シーズン序盤こそ日本でのプレーに慣れていないためかファウルトラブル連発だったが、リーグ2位のスティール数を誇る通り、じきにハンナリーズの守備の要となった。
また、得点力も徐々に上がっていき、今季今一つ信頼のおけなかったコッツァーに代わり攻守ともに中心選手に。その熱いエナジーもチームに力を与えた。
ややケガがちなのと、シュートエリアがゴール下のみと狭いのが欠点か。
#8 村上 PG
京都のスピードスターのスピードは、Bリーグでも通用することを証明した。
……のはいいが、肝心のPGとしての能力はあまり成長がない。
ボール運びに難があり、上から当たられるとあっさりターンオーバーやオフェンスファウルを犯す姿が目立った。
また状況判断もイマイチで、Qの最後に時間をかけすぎた上にシュートではなくパスを選択してチャンスを潰したり、ゴール下へのドライブ後、パスで逃げる姿が目立ったり(そして時折パスカットされてターンオーバー)した。
今季は3Pシュートの成功率が上がり平均得点はアップしたが、それだけではB1でやっていくのは厳しいだろう。
#12 岡田 SG
大きな注目を集めて入団した元日本代表は、シーズン序盤からエースとして活躍した。
他チームから徹底したマークを受けてもコートを走り回り、不安定な態勢でも3Pを決め切る。シーズン前半の健闘の立役者は彼と言って間違いなかっただろう。大逆転劇を演じた栃木戦では29得点を挙げるなど、爆発力も見せた。
しかし、シーズン終盤は疲れからかシュート成功率が下がり、またシュート試投数自体が減っていった。
オフェンス時にターンオーバーを犯す姿やディフェンスで相手選手に易々とシュートを打たれる場面が増え、終盤はやや残念な内容だった。
#15 佐藤 PF
今季チームキャプテンとして、また、チーム唯一の日本人ビッグマンとして活躍が期待されたが、求められた通りの活躍ができたとは言い難いシーズンだった。
相手チームの日本人ビッグマンや帰化選手とのマッチアップが多かったが、フィジカル面で負けないことはあっても、スピードやテクニックであっさりと抜かれたりシュートを決められることが多かった。また、ビッグマンにもかかわらずリバウンドに絡むことが少なく、平均リバウンド数は川嶋にも劣る。
逆にオフェンス時は佐藤が3Pライン付近に立っていることが多く、ボール回りが悪くなる印象が強い。佐藤自身は遠めのミドルシュートが得意だが、そもそも打つシーンが少ない。
また、コート外では若手たちの良い先輩だったかもしれないが、コート内でキャプテンシーをあまり発揮しているように見えなかったのが残念。
#17 日下 PG/SG
シーズン最終戦終了後、引退を発表。
今季はほとんどベンチ要員で、プレータイムは非常に少なかった。ベンチから檄を飛ばしたり若手の指南役といったメンター的役割を担っていたと思われる。
それでも、シーズン終盤のアウェイ大阪戦で16点を挙げる大活躍を見せた。
最後のシーズン、一瞬でも輝くことができて良かったと思う。おつかれさまでした。
#22 チャーロ SF
シーズン後半、ヒルに代わって加入した外国人選手。
得点力のある選手ではあるが、加入時期が遅かったためなかなかチームにフィットせず、個人技で得点するシーンが目立った。
それもあってか、チームの流れ関係なしに3Pを打ち、誰もオフェンスリバウンドに絡めない、ということが多々あった。
また、フィジカルがあまり強くなく、中にドライブを仕掛けてはファウルももらえずにターンオーバー…というシーンも目立った。ディフェンスにおいても相手PFとマッチアップする場面が多く、止められていない印象が強い。
時折爆発して得点を稼いでくれてはいたが、一線級の日本人センターのいないチームに線の細いSFの居場所はないと感じた。東京や三遠が例外なんだろう。
#24 ヒル PF
シーズン後半リミットぎりぎりで契約解除。
正直、もっと早く解除されていてもおかしくなかった。とはいえ、チャーロと比べ入れ替えるべきだったかどうかは議論の余地がある。
確かにスタッツは特筆すべき点はなく、外国人選手にもかかわらず平均得点は川嶋にも劣る。しかし、スタッツに現れない点で貢献していた部分は確かにあり、ディフェンスはチャーロよりは上手かった。
ただ、シュートを決められた後気の抜けたパスを出してスティールされたり、FTが壊滅的に下手だったりと看過できない欠点もあり、使い続けたと言ってCSに出れていたとは思えない。実際、浜口HCも使いどころが難しかったのか、プレイタイムは少なかった。
すごく評価に困る選手だが、仮に契約解除しなかったとしても、来季継続はなかっただろう。
#33 内海 SG
SGながら身長が188cmあったことから、SF的な使い方をされたり、オン1時には佐藤の代わりに出たりと便利に使われ、チーム最多の出場時間を誇るが、彼に合っている使い方には到底思えなかった。
元々キャッチ&シュートの選手なため、たまにドライブを仕掛けても無謀すぎてターンオーバーするだけだったり、ディフェンスで相手PFとマッチアップしても止められるはずもなく、SF相手でもスピードで翻弄されて易々と抜かれたりと、とても効果的な起用法には見えなかったし、単純にディフェンス力もBリーグでは通用しているとは言えなかった。
3Pシューターと言っても岡田ほどシュートを打つわけではないしタフショットも決められず、まったく入らない日も少なくなかった。
平均得点も5点台と低く、チームに求められた活躍ができたとは言い難い。
来季残ったとして、今季と同じ使い方では同じ轍を踏むだけだろう。
#34 藪内 PG/SG
シーズン序盤こそ、シュート入らない・余計なファウルを犯す・ターンオーバー連発とさっぱりな内容だったが、シーズン後半は改善が見られ2ndユニットとして、時にはスターターを務めることになった。
浜口HCの言う通り、ボールを持った選手へのプレッシャーのかけ方は最も積極的で、張り付くようなディフェンスは効果的だった。
PGとしては村上よりもゲームコントロール力はあり、パスの出し方も悪くない。
ただシュート力が低く特に3Pの確率は20%を切る。もう少し得点力があれば、もっとインパクトを残せたかもしれない。
#42 コッツァー PF
京都3シーズン目の大黒柱は、Bリーグの壁に悩むこととなった。
平均得点こそチームトップだが、bj時代なら難なく決めていたシュートを外すことが増え、背の低さをテクニックでカバーする場面を見れなくなった。リバウンドも明らかに本数が落ちており、自分より背の高い相手に何もできない場面が増えた。
目に見えてイライラしている表情が増え、彼自身ストレスの溜まるシーズンだっただろう。
元々PFなので、センターとしては202cmと致命的に身長が足りない。かといってダブほど動けるわけでもなく、シュートレンジはゴール下のみと、B1で活躍を続けるには一皮も二皮もむける必要があるだろう。
#45 頓宮 PF/C
シーズン途中に入った待望の日本人ビッグマンだが、実戦で使えるにはほど遠く、ガベッジタイムで僅かに使われるに留まった。
数少ないプレイタイムや公開練習の姿を見る限り、佐藤はおろかプロレベルに達しているとは思えず、来季も試合よりも練習でレベルを上げていく必要があるだろう。
まだまだ若いので、次代を担う日本人ビッグマンとしての成長を期待する。
以上、来季は何人残るか分からないが、より高いレベルを目指して頑張ってほしい。
#1 小島 PG/SG
開幕戦の名古屋戦で20得点を叩き出し期待を抱かせたが、その後は一般的な成績に。それでもチームの中心として活躍した。
年末の怪我で出場試合数は30に留まったのが残念。来年は主力として更なる飛躍を望みたい。
チームトップのアシスト数を誇るが、同時にチームトップのターンオーバー数をも誇る。
オフェンス時にボールを持ちたがる傾向があるのと、プレスを受けた時にボールを失いやすい欠点がある。PGとしてボール運びを行うことが多いのだから、プレスには強くなってほしい。
#2 川嶋 PG
ケガで欠場の小島に代わり、全試合出場でハンナリーズを支えた功労者。
PGにしては長身なためポストプレーを駆使したり、綺麗なフェイダウェイ、ピック&ロールからのジャンパー、3Pなど多彩な攻めで得点を量産し、時には20点オーバーの試合もあった。
アシストも小島に次いで多く、またターンオーバーも少ない、安定した試合運びが魅力的。
来季もぜひ残ってほしい選手。
#3 伊藤 PG
シーズン途中に加入し、期待を寄せられた新人だったがケガの為、結局今季のプレーは叶わなかった。
来シーズンは主力として、前評判に違わぬ活躍を期待している。
#5 ダブ PF
シーズン序盤こそ日本でのプレーに慣れていないためかファウルトラブル連発だったが、リーグ2位のスティール数を誇る通り、じきにハンナリーズの守備の要となった。
また、得点力も徐々に上がっていき、今季今一つ信頼のおけなかったコッツァーに代わり攻守ともに中心選手に。その熱いエナジーもチームに力を与えた。
ややケガがちなのと、シュートエリアがゴール下のみと狭いのが欠点か。
#8 村上 PG
京都のスピードスターのスピードは、Bリーグでも通用することを証明した。
……のはいいが、肝心のPGとしての能力はあまり成長がない。
ボール運びに難があり、上から当たられるとあっさりターンオーバーやオフェンスファウルを犯す姿が目立った。
また状況判断もイマイチで、Qの最後に時間をかけすぎた上にシュートではなくパスを選択してチャンスを潰したり、ゴール下へのドライブ後、パスで逃げる姿が目立ったり(そして時折パスカットされてターンオーバー)した。
今季は3Pシュートの成功率が上がり平均得点はアップしたが、それだけではB1でやっていくのは厳しいだろう。
#12 岡田 SG
大きな注目を集めて入団した元日本代表は、シーズン序盤からエースとして活躍した。
他チームから徹底したマークを受けてもコートを走り回り、不安定な態勢でも3Pを決め切る。シーズン前半の健闘の立役者は彼と言って間違いなかっただろう。大逆転劇を演じた栃木戦では29得点を挙げるなど、爆発力も見せた。
しかし、シーズン終盤は疲れからかシュート成功率が下がり、またシュート試投数自体が減っていった。
オフェンス時にターンオーバーを犯す姿やディフェンスで相手選手に易々とシュートを打たれる場面が増え、終盤はやや残念な内容だった。
#15 佐藤 PF
今季チームキャプテンとして、また、チーム唯一の日本人ビッグマンとして活躍が期待されたが、求められた通りの活躍ができたとは言い難いシーズンだった。
相手チームの日本人ビッグマンや帰化選手とのマッチアップが多かったが、フィジカル面で負けないことはあっても、スピードやテクニックであっさりと抜かれたりシュートを決められることが多かった。また、ビッグマンにもかかわらずリバウンドに絡むことが少なく、平均リバウンド数は川嶋にも劣る。
逆にオフェンス時は佐藤が3Pライン付近に立っていることが多く、ボール回りが悪くなる印象が強い。佐藤自身は遠めのミドルシュートが得意だが、そもそも打つシーンが少ない。
また、コート外では若手たちの良い先輩だったかもしれないが、コート内でキャプテンシーをあまり発揮しているように見えなかったのが残念。
#17 日下 PG/SG
シーズン最終戦終了後、引退を発表。
今季はほとんどベンチ要員で、プレータイムは非常に少なかった。ベンチから檄を飛ばしたり若手の指南役といったメンター的役割を担っていたと思われる。
それでも、シーズン終盤のアウェイ大阪戦で16点を挙げる大活躍を見せた。
最後のシーズン、一瞬でも輝くことができて良かったと思う。おつかれさまでした。
#22 チャーロ SF
シーズン後半、ヒルに代わって加入した外国人選手。
得点力のある選手ではあるが、加入時期が遅かったためなかなかチームにフィットせず、個人技で得点するシーンが目立った。
それもあってか、チームの流れ関係なしに3Pを打ち、誰もオフェンスリバウンドに絡めない、ということが多々あった。
また、フィジカルがあまり強くなく、中にドライブを仕掛けてはファウルももらえずにターンオーバー…というシーンも目立った。ディフェンスにおいても相手PFとマッチアップする場面が多く、止められていない印象が強い。
時折爆発して得点を稼いでくれてはいたが、一線級の日本人センターのいないチームに線の細いSFの居場所はないと感じた。東京や三遠が例外なんだろう。
#24 ヒル PF
シーズン後半リミットぎりぎりで契約解除。
正直、もっと早く解除されていてもおかしくなかった。とはいえ、チャーロと比べ入れ替えるべきだったかどうかは議論の余地がある。
確かにスタッツは特筆すべき点はなく、外国人選手にもかかわらず平均得点は川嶋にも劣る。しかし、スタッツに現れない点で貢献していた部分は確かにあり、ディフェンスはチャーロよりは上手かった。
ただ、シュートを決められた後気の抜けたパスを出してスティールされたり、FTが壊滅的に下手だったりと看過できない欠点もあり、使い続けたと言ってCSに出れていたとは思えない。実際、浜口HCも使いどころが難しかったのか、プレイタイムは少なかった。
すごく評価に困る選手だが、仮に契約解除しなかったとしても、来季継続はなかっただろう。
#33 内海 SG
SGながら身長が188cmあったことから、SF的な使い方をされたり、オン1時には佐藤の代わりに出たりと便利に使われ、チーム最多の出場時間を誇るが、彼に合っている使い方には到底思えなかった。
元々キャッチ&シュートの選手なため、たまにドライブを仕掛けても無謀すぎてターンオーバーするだけだったり、ディフェンスで相手PFとマッチアップしても止められるはずもなく、SF相手でもスピードで翻弄されて易々と抜かれたりと、とても効果的な起用法には見えなかったし、単純にディフェンス力もBリーグでは通用しているとは言えなかった。
3Pシューターと言っても岡田ほどシュートを打つわけではないしタフショットも決められず、まったく入らない日も少なくなかった。
平均得点も5点台と低く、チームに求められた活躍ができたとは言い難い。
来季残ったとして、今季と同じ使い方では同じ轍を踏むだけだろう。
#34 藪内 PG/SG
シーズン序盤こそ、シュート入らない・余計なファウルを犯す・ターンオーバー連発とさっぱりな内容だったが、シーズン後半は改善が見られ2ndユニットとして、時にはスターターを務めることになった。
浜口HCの言う通り、ボールを持った選手へのプレッシャーのかけ方は最も積極的で、張り付くようなディフェンスは効果的だった。
PGとしては村上よりもゲームコントロール力はあり、パスの出し方も悪くない。
ただシュート力が低く特に3Pの確率は20%を切る。もう少し得点力があれば、もっとインパクトを残せたかもしれない。
#42 コッツァー PF
京都3シーズン目の大黒柱は、Bリーグの壁に悩むこととなった。
平均得点こそチームトップだが、bj時代なら難なく決めていたシュートを外すことが増え、背の低さをテクニックでカバーする場面を見れなくなった。リバウンドも明らかに本数が落ちており、自分より背の高い相手に何もできない場面が増えた。
目に見えてイライラしている表情が増え、彼自身ストレスの溜まるシーズンだっただろう。
元々PFなので、センターとしては202cmと致命的に身長が足りない。かといってダブほど動けるわけでもなく、シュートレンジはゴール下のみと、B1で活躍を続けるには一皮も二皮もむける必要があるだろう。
#45 頓宮 PF/C
シーズン途中に入った待望の日本人ビッグマンだが、実戦で使えるにはほど遠く、ガベッジタイムで僅かに使われるに留まった。
数少ないプレイタイムや公開練習の姿を見る限り、佐藤はおろかプロレベルに達しているとは思えず、来季も試合よりも練習でレベルを上げていく必要があるだろう。
まだまだ若いので、次代を担う日本人ビッグマンとしての成長を期待する。
以上、来季は何人残るか分からないが、より高いレベルを目指して頑張ってほしい。
第213回:【バスケ】京都ハンナリーズ2016-17シーズン
2017年5月10日 バスケ先日、Bリーグ初年度のレギュラーシーズンが終了した。
京都ハンナリーズの最終成績は25勝35敗で西地区5位。
残念ながらチャンピオンシップトーナメント(CS)への出場権は逃したが、降格プレーオフに絡むこともなく、来期もB1に継続参戦することとなった。
CSへの出場がない為今シーズンは終了したので、チーム・クラブ・選手について総括してみようと思う。
●チーム
上に書いたように、25勝35敗で西地区5位。
CS出場を目標にしていただけに、厳しい結果となった。
シーズン序盤は勝ち星を伸ばせず苦しんだものの、岡田の勝負強さが光ったり、新戦力のダブや川嶋がチームにフィットすると共にチームは上向きに。
個の力で他チームに劣る分、徹底したチームバスケで強豪とも互角に渡り合い(ただし三河は除く)、交流戦では東京や栃木からも勝ち星を挙げるなど健闘した。
シーズン後半も2位争い、ワイルドカード争いに絡むも4月以降急激に失速、CS出場を逃した後は最終戦で名古屋に負けて5位転落となって終わりを迎えた。
シーズン中盤頃の好調の要因は、強固なディフェンスと浜口HCの修正力にあったと思われる。
前述の栃木戦などはその二点をもって4Qだけで18点差をひっくり返す原動力となった。
しかしシーズン終盤はディフェンスの崩壊、特に毎試合のように3Qで大量失点を繰り返し、立ち直れないままズルズルと敗戦、という流れが非常に多かった。最終戦でも、前半終了時点で名古屋に17点リードしながらも3Qでリードをすべて溶かし、4Qにあっさり逆転負けと、最終戦にもかかわらず非常に残念な姿を見せてしまった。
また、浜口HCの采配にも疑問を感じることがたびたび出てきて、得意の修正力を見せることもなくなってしまった。
とはいえ、シーズン開始前の予想に比べれば今季は健闘したと言える。
それもひとえに、明らかにチーム編成の失敗による。
フロントがbjリーグ時代の時と同じ感覚でいたのか、手薄なフォワードを一切補強せず、日本人はガードばかり、外国人はセンターがおらずパワーフォワードばかりと、明らかに歪なロスターとなっていた。
上で述べた3Qの失速は、外国人オン1時の貧弱なインサイドが弱点なのも関係していると思う。
今季の結果を受けて、チームに何が欠けているかは分かったと思うので、来季は積極的な補強をしてほしい。
●クラブ
bj時代から観客数は少なかった京都。
Bリーグになって増えはしたものの、B1リーグ全体では唯一平均観客数が2,000人を切る圧倒的最下位。それどころか、B2トップの熊本にすら負ける有様となった。
原因はあまりスポーツに熱中しない府民性もあるとは思うが、一番大きな原因は広報・営業活動等にまったく力を入れていない(ように見える)フロントの怠慢だと思う。
試合運営に関してもMCの劣化、試合終了後のハイタッチの禁止、チア(はんなりん)の出番激減など、客を増やす気あるのか・リピーターを増やす気あるのかと感じることが多々あった。
あと、舞鶴と三重開催はもういらない。
また、ファンクラブ特典の事でどうしても納得いかないことがあったのでフロントの人に口頭で納得いかない旨と来季は検討してほしい旨を伝えた。今までメールで要望や意見を出したことはあったが、直接伝えたのは今回が初めてだ。
フロントに対する不満は言い出すとキリがないのでやめておくが、来季はより多くの観客数の獲得を目指し、またファン全体のことも考えた運営を行ってほしい。
千葉ジェッツの社長を見習ってほしいものだ。
次からは選手個人について語っていこうと思う。
京都ハンナリーズの最終成績は25勝35敗で西地区5位。
残念ながらチャンピオンシップトーナメント(CS)への出場権は逃したが、降格プレーオフに絡むこともなく、来期もB1に継続参戦することとなった。
CSへの出場がない為今シーズンは終了したので、チーム・クラブ・選手について総括してみようと思う。
●チーム
上に書いたように、25勝35敗で西地区5位。
CS出場を目標にしていただけに、厳しい結果となった。
シーズン序盤は勝ち星を伸ばせず苦しんだものの、岡田の勝負強さが光ったり、新戦力のダブや川嶋がチームにフィットすると共にチームは上向きに。
個の力で他チームに劣る分、徹底したチームバスケで強豪とも互角に渡り合い(ただし三河は除く)、交流戦では東京や栃木からも勝ち星を挙げるなど健闘した。
シーズン後半も2位争い、ワイルドカード争いに絡むも4月以降急激に失速、CS出場を逃した後は最終戦で名古屋に負けて5位転落となって終わりを迎えた。
シーズン中盤頃の好調の要因は、強固なディフェンスと浜口HCの修正力にあったと思われる。
前述の栃木戦などはその二点をもって4Qだけで18点差をひっくり返す原動力となった。
しかしシーズン終盤はディフェンスの崩壊、特に毎試合のように3Qで大量失点を繰り返し、立ち直れないままズルズルと敗戦、という流れが非常に多かった。最終戦でも、前半終了時点で名古屋に17点リードしながらも3Qでリードをすべて溶かし、4Qにあっさり逆転負けと、最終戦にもかかわらず非常に残念な姿を見せてしまった。
また、浜口HCの采配にも疑問を感じることがたびたび出てきて、得意の修正力を見せることもなくなってしまった。
とはいえ、シーズン開始前の予想に比べれば今季は健闘したと言える。
それもひとえに、明らかにチーム編成の失敗による。
フロントがbjリーグ時代の時と同じ感覚でいたのか、手薄なフォワードを一切補強せず、日本人はガードばかり、外国人はセンターがおらずパワーフォワードばかりと、明らかに歪なロスターとなっていた。
上で述べた3Qの失速は、外国人オン1時の貧弱なインサイドが弱点なのも関係していると思う。
今季の結果を受けて、チームに何が欠けているかは分かったと思うので、来季は積極的な補強をしてほしい。
●クラブ
bj時代から観客数は少なかった京都。
Bリーグになって増えはしたものの、B1リーグ全体では唯一平均観客数が2,000人を切る圧倒的最下位。それどころか、B2トップの熊本にすら負ける有様となった。
原因はあまりスポーツに熱中しない府民性もあるとは思うが、一番大きな原因は広報・営業活動等にまったく力を入れていない(ように見える)フロントの怠慢だと思う。
試合運営に関してもMCの劣化、試合終了後のハイタッチの禁止、チア(はんなりん)の出番激減など、客を増やす気あるのか・リピーターを増やす気あるのかと感じることが多々あった。
あと、舞鶴と三重開催はもういらない。
また、ファンクラブ特典の事でどうしても納得いかないことがあったのでフロントの人に口頭で納得いかない旨と来季は検討してほしい旨を伝えた。今までメールで要望や意見を出したことはあったが、直接伝えたのは今回が初めてだ。
フロントに対する不満は言い出すとキリがないのでやめておくが、来季はより多くの観客数の獲得を目指し、またファン全体のことも考えた運営を行ってほしい。
千葉ジェッツの社長を見習ってほしいものだ。
次からは選手個人について語っていこうと思う。
第206回:【バスケ】京都ハンナリーズvs栃木ブレックス(12/18)
2016年12月19日 バスケ日本人で唯一の元NBAプレイヤー、田臥を擁する東の強豪、栃木ブレックスとの第2ラウンド。
前日の試合は終始ペースを握られ、京都側にもエナジーを感じられず、22点差で大敗。
この日も主導権は常に栃木が握り、第3Q終了時点で18点ビハインドと圧倒的な実力差を見せつけられていた。
しかし最後の第4Q、京都の鉄壁ディフェンスが息を吹き返す。
油断があったのか、栃木に雑なプレーが見られターンオーバーを連発、京都がじわじわと点差を縮めていく。
試合時間残り1分弱でローレンスが3Pを決めて同点に追いつくと、栃木のシュートをマーカスがブロック。
こぼれたボールを拾った村上が速攻、パスを受けた岡田がファウルを受けフリースロー。これを2本とも決めて残り17秒で遂に逆転。
栃木最後の攻撃も集中を切らさなかった京都が最後までディフェンスを遂行し栃木にイージーショットを撃たせない。栃木の3Pシュートはリングを弾き、マーカスがリバウンドをもぎ取って試合終了。第4Qを27-7と圧倒し、まさかの大逆転劇を演じた。
勝利の立役者、岡田は圧巻の29得点。3P7/11、FT6/6と凄まじいスコアラーと化していた。
まさにリアル湘北vs山王戦。
用事があったので録画したTV中継を見たけど、生観戦だったら間違いなく泣いてたね。
・ハイライト動画
http://sports.yahoo.co.jp/video/player/161691
・「バスケット・カウント」サイトの試合レポート
http://basket-count.com/article/detail/1427
前日の試合は終始ペースを握られ、京都側にもエナジーを感じられず、22点差で大敗。
この日も主導権は常に栃木が握り、第3Q終了時点で18点ビハインドと圧倒的な実力差を見せつけられていた。
しかし最後の第4Q、京都の鉄壁ディフェンスが息を吹き返す。
油断があったのか、栃木に雑なプレーが見られターンオーバーを連発、京都がじわじわと点差を縮めていく。
試合時間残り1分弱でローレンスが3Pを決めて同点に追いつくと、栃木のシュートをマーカスがブロック。
こぼれたボールを拾った村上が速攻、パスを受けた岡田がファウルを受けフリースロー。これを2本とも決めて残り17秒で遂に逆転。
栃木最後の攻撃も集中を切らさなかった京都が最後までディフェンスを遂行し栃木にイージーショットを撃たせない。栃木の3Pシュートはリングを弾き、マーカスがリバウンドをもぎ取って試合終了。第4Qを27-7と圧倒し、まさかの大逆転劇を演じた。
勝利の立役者、岡田は圧巻の29得点。3P7/11、FT6/6と凄まじいスコアラーと化していた。
まさにリアル湘北vs山王戦。
用事があったので録画したTV中継を見たけど、生観戦だったら間違いなく泣いてたね。
・ハイライト動画
http://sports.yahoo.co.jp/video/player/161691
・「バスケット・カウント」サイトの試合レポート
http://basket-count.com/article/detail/1427
第201回:【バスケ】京都ハンナリーズvs大阪エヴェッサ(10/1・10/2)
2016年10月3日 バスケ10/1・10/2は京都ハンナリーズのホーム開幕戦。
相手は同じbjリーグ出身の大阪エヴェッサ。
bj時代、屈指の不人気だった京都ハンナリーズなので、他会場で観客数3000だの4000だのを見て「これで京都の観客数が1000人程度だったらどうしよう」とガクブルしていたが、1日は3000人、2日は2600人と、bj時代を考えたら上々の出だし。今後も常に2000人オーバーをキープしてくれればと思う。
Bリーグになって昨年までとは色々と変わったところは多かったが、なんとコートにLED照明が!
といっても東京vs琉球の開幕戦みたいに派手なのではなく、暗転時にコートのラインが白く光ったり、チアが踊る際に光ったりといった程度だが、それでも演出面でパワーアップしていて運営の意気込みが感じられた。
ただ、逆に不満点も色々あるわけで。
・今年からの新MCが(今のところ)酷い。選手の名前やらファウルのアナウンスなどを間違ったりするのは今後勉強してもらうということでいいけど、前MCと違って仕事でやってる感が感じられるのはなぁ…
・ハーフタイムで浜口HCにコメントを求めるのはいらんと思う。試合終了後のコメントはGJ(但し勝利時のみ)。
・1日は空調が不調。暑い…
・1日は機材トラブルで2度の試合中断。2日は起こらなかったものの、ビジョンの表示が常にずれてる…
・試合終了後の選手がコート一周してのハイタッチがなくなったのは非常に残念。
リーグによる規制もあるかもしれんし考えないといけないことは多いだろうけど、京都ハンナリーズの知名度・人気を上げるためにも運営には頑張ってもらいたい。
で、肝心の試合については1日は後半京都が巻き返して逆転勝ち、2日は1Qに大差をつけられそのまま負けと、1勝1敗。
両日ともしょうもないターンオーバーやトラベリングが多発しているのが気になった。
特にトラベリングはBリーグになって基準が変わったのか、あり得ないレベルで多いので早く対応してほしい。
2日の方は足もボールも動いてなかったし、リバウンドの意識も低かった。笛が軽かったとはいえディフェンスも全然タイトではなかったので、次の週末までにしっかり修正してほしい。
新戦力の中では岡田がさすがの一言。2日とも多少ミスはあったものの、高確率で3Pを決めまくっていた。川島は微妙というかイマイチ。
あと新外国人のマーカスとローレンスが今のところ全く満足できるパフォーマンスができていない。
単にチームにまだフィットしてないだけなのか、それとも外れ外国人を取ってしまったのか、心配。
相手は同じbjリーグ出身の大阪エヴェッサ。
bj時代、屈指の不人気だった京都ハンナリーズなので、他会場で観客数3000だの4000だのを見て「これで京都の観客数が1000人程度だったらどうしよう」とガクブルしていたが、1日は3000人、2日は2600人と、bj時代を考えたら上々の出だし。今後も常に2000人オーバーをキープしてくれればと思う。
Bリーグになって昨年までとは色々と変わったところは多かったが、なんとコートにLED照明が!
といっても東京vs琉球の開幕戦みたいに派手なのではなく、暗転時にコートのラインが白く光ったり、チアが踊る際に光ったりといった程度だが、それでも演出面でパワーアップしていて運営の意気込みが感じられた。
ただ、逆に不満点も色々あるわけで。
・今年からの新MCが(今のところ)酷い。選手の名前やらファウルのアナウンスなどを間違ったりするのは今後勉強してもらうということでいいけど、前MCと違って仕事でやってる感が感じられるのはなぁ…
・ハーフタイムで浜口HCにコメントを求めるのはいらんと思う。試合終了後のコメントはGJ(但し勝利時のみ)。
・1日は空調が不調。暑い…
・1日は機材トラブルで2度の試合中断。2日は起こらなかったものの、ビジョンの表示が常にずれてる…
・試合終了後の選手がコート一周してのハイタッチがなくなったのは非常に残念。
リーグによる規制もあるかもしれんし考えないといけないことは多いだろうけど、京都ハンナリーズの知名度・人気を上げるためにも運営には頑張ってもらいたい。
で、肝心の試合については1日は後半京都が巻き返して逆転勝ち、2日は1Qに大差をつけられそのまま負けと、1勝1敗。
両日ともしょうもないターンオーバーやトラベリングが多発しているのが気になった。
特にトラベリングはBリーグになって基準が変わったのか、あり得ないレベルで多いので早く対応してほしい。
2日の方は足もボールも動いてなかったし、リバウンドの意識も低かった。笛が軽かったとはいえディフェンスも全然タイトではなかったので、次の週末までにしっかり修正してほしい。
新戦力の中では岡田がさすがの一言。2日とも多少ミスはあったものの、高確率で3Pを決めまくっていた。川島は微妙というかイマイチ。
あと新外国人のマーカスとローレンスが今のところ全く満足できるパフォーマンスができていない。
単にチームにまだフィットしてないだけなのか、それとも外れ外国人を取ってしまったのか、心配。
第200回:【バスケ】Bリーグ開幕
2016年9月23日 バスケ●の前にハースストーンの歓迎バンドル
アプデ後すぐさま購入。レジェンドはアラキアだった。
エドウィン、ジャラクサスではなかったが、十分使えるレジェンドだし持ってなかったので満足。
ついでにクラシック10パックからはナット・ペイグルという名の400ダストがお出ましに。
欲しいカードが出てくるまではとっておこう。
●Bリーグ開幕
ついに、日本における野球・サッカーに続く第3のプロリーグ、バスケットボールのプロリーグ、通称「Bリーグ」が開幕した。
リーグ分裂、国際試合資格停止処分などの内紛やら危機やらを乗り越えてとうとうここまでたどり着くことができて感無量。強烈なリーダーシップで引っ張ってくれた川渕さんには感謝。
昨日22日は日本バスケで恐らく初となる、地上波・ゴールデン放送で生中継が行われた。
記念すべき開幕試合は、旧NBLのアルバルク東京vs旧bjの琉球ゴールデンキングス。
(ちなみに他の試合は24日スタート。)
自分はNHK・BSの放送を録画し、フジテレビの方を生放送で楽しんだ。
全面LEDを使用した演出は思ってたよりもずっと派手で、試合開始前のイベントも悪くなかったと思う。
フジテレビの実況も、もっと広瀬姉妹を前面に押し出したり無駄に煽りまくったりするのではと心配してたけど、割と普通の実況でよかった。(選手紹介の「NBA得点王を指揮した男」には笑ったが)
試合内容は、1Q開始いきなり10点差がついたときはどんな惨劇が繰り広げられるのかと心配したが、2Qで琉球が一時逆転、その後東京が再び逆転後点差を約15点差まで広げる。
しかし4Qに琉球の追い上げで終盤3点差にまで詰め寄る。琉球・喜多川の3Pが決まれば同点という場面だったがこれが外れ、東京が逃げ切る形となった。
随所にミスが見られたり、両チームともフリースローの成功率が異様に低かったりと難点もあったが、華麗なパスワークやステップ、リバウンドダンク、ゴール下でのブロックショットやルーズボールへの飛び込みなど、見所も十分にあって、初めてバスケを見る人も楽しめる内容になったんじゃないかと思う。
視聴率は5%程度と、川渕さんの言っていた二ケタには届かなかったが一般への認知度はそれなりに高くなったと思うし、これを見て地元のチームの試合観戦に行く人が増えて、バスケ界全体が盛り上がっていってほしい。
今後のTV放送は今のところNHK・BSだけの予定だが、もっと地上波でも中継してくれればなーと思う。
アプデ後すぐさま購入。レジェンドはアラキアだった。
エドウィン、ジャラクサスではなかったが、十分使えるレジェンドだし持ってなかったので満足。
ついでにクラシック10パックからはナット・ペイグルという名の400ダストがお出ましに。
欲しいカードが出てくるまではとっておこう。
●Bリーグ開幕
ついに、日本における野球・サッカーに続く第3のプロリーグ、バスケットボールのプロリーグ、通称「Bリーグ」が開幕した。
リーグ分裂、国際試合資格停止処分などの内紛やら危機やらを乗り越えてとうとうここまでたどり着くことができて感無量。強烈なリーダーシップで引っ張ってくれた川渕さんには感謝。
昨日22日は日本バスケで恐らく初となる、地上波・ゴールデン放送で生中継が行われた。
記念すべき開幕試合は、旧NBLのアルバルク東京vs旧bjの琉球ゴールデンキングス。
(ちなみに他の試合は24日スタート。)
自分はNHK・BSの放送を録画し、フジテレビの方を生放送で楽しんだ。
全面LEDを使用した演出は思ってたよりもずっと派手で、試合開始前のイベントも悪くなかったと思う。
フジテレビの実況も、もっと広瀬姉妹を前面に押し出したり無駄に煽りまくったりするのではと心配してたけど、割と普通の実況でよかった。(選手紹介の「NBA得点王を指揮した男」には笑ったが)
試合内容は、1Q開始いきなり10点差がついたときはどんな惨劇が繰り広げられるのかと心配したが、2Qで琉球が一時逆転、その後東京が再び逆転後点差を約15点差まで広げる。
しかし4Qに琉球の追い上げで終盤3点差にまで詰め寄る。琉球・喜多川の3Pが決まれば同点という場面だったがこれが外れ、東京が逃げ切る形となった。
随所にミスが見られたり、両チームともフリースローの成功率が異様に低かったりと難点もあったが、華麗なパスワークやステップ、リバウンドダンク、ゴール下でのブロックショットやルーズボールへの飛び込みなど、見所も十分にあって、初めてバスケを見る人も楽しめる内容になったんじゃないかと思う。
視聴率は5%程度と、川渕さんの言っていた二ケタには届かなかったが一般への認知度はそれなりに高くなったと思うし、これを見て地元のチームの試合観戦に行く人が増えて、バスケ界全体が盛り上がっていってほしい。
今後のTV放送は今のところNHK・BSだけの予定だが、もっと地上波でも中継してくれればなーと思う。
第195回・NBA Finals終了
2016年6月20日 バスケ コメント (2)今日、ついに今年のNBAのFinalsが終了した。
キャバリアーズが前年度の覇者、ウォーリアーズを破っての優勝。
シリーズ1勝3敗から3連勝での大逆転優勝と、あまりにも劇的な優勝だった。
このシリーズは一方的な展開が多くあまり面白みのないシリーズかと思っていたが、この試合は最後の最後まで結果の分からない素晴らしい試合だった。
ファイナルMVPは第5ゲーム、第6ゲームで40点超え、そして第7ゲームで圧巻のトリプルダブルを見せたレブロン・ジェームズ。
そしてレブロンの脇を固めるチームメイトも素晴らしい活躍をした。
第5ゲームでレブロンと共に41点を叩き出し、第7ゲームで決勝の3Pを決めたカイリー・アービング。
インサイドの手薄なウォリアーズを相手にオフェンスリバウンドを奪いまくったトリスタン・トンプソン。
調子の波は激しいもののいいところで3Pを決めたJRスミス等々…
彼らが自分の役割をしっかりと果たし、そしてウォリアーズの圧倒的なオフェンスに対し徹底的にタイトなディフェンスを遂行できたことで、この紙一重の試合で勝利できたんだろう。
対するウォーリアーズはドレイモンド・グリーンがトリプルダブル級の活躍をしたものの、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンの二人はやはり本調子とは言えなかった。そして第4Qではラスト4分半もの間まったく得点することができず、敗戦となった。
レギュラーシーズンを73勝と圧倒的な強さで駆け抜けたものの、このFinalsでは主力の不調、グリーンの出場停止、アンドリュー・ボーガットの故障欠場など様々な要因が重なり連覇を果たすことはできなかった。
プレーオフで一気に調子を上げてきたキャバリアーズに比べると、ウォーリアーズはレギュラーシーズンに見せたような圧倒的な強さは鳴りを潜めてしまっていた。シュートの精度は落ち、ターンオーバーは増え、サンダーとの試合もそうだったが後手後手に回ることが多かった。それに、レギュラーシーズン中は73勝のために主力を休ませることもほとんどなかったため、ここに来て疲労がピークに達していたのかもしれない。
ここ一番でキャバリアーズに優勝を掻っ攫われたのもやむなしと言える。
このシリーズはシーズン73勝したウォリアーズが4勝2敗で連覇達成と予想していたけど見事に外れた。
ウォーリアーズが負けたのは残念だけど、キャバリアーズが凄かったと言わざるを得ない。
連覇がいかに難しいことか、そしてレブロンのKINGたる所以が分かった試合だった。
さて、録画した試合を楽しむとしよう。
キャバリアーズが前年度の覇者、ウォーリアーズを破っての優勝。
シリーズ1勝3敗から3連勝での大逆転優勝と、あまりにも劇的な優勝だった。
このシリーズは一方的な展開が多くあまり面白みのないシリーズかと思っていたが、この試合は最後の最後まで結果の分からない素晴らしい試合だった。
ファイナルMVPは第5ゲーム、第6ゲームで40点超え、そして第7ゲームで圧巻のトリプルダブルを見せたレブロン・ジェームズ。
そしてレブロンの脇を固めるチームメイトも素晴らしい活躍をした。
第5ゲームでレブロンと共に41点を叩き出し、第7ゲームで決勝の3Pを決めたカイリー・アービング。
インサイドの手薄なウォリアーズを相手にオフェンスリバウンドを奪いまくったトリスタン・トンプソン。
調子の波は激しいもののいいところで3Pを決めたJRスミス等々…
彼らが自分の役割をしっかりと果たし、そしてウォリアーズの圧倒的なオフェンスに対し徹底的にタイトなディフェンスを遂行できたことで、この紙一重の試合で勝利できたんだろう。
対するウォーリアーズはドレイモンド・グリーンがトリプルダブル級の活躍をしたものの、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンの二人はやはり本調子とは言えなかった。そして第4Qではラスト4分半もの間まったく得点することができず、敗戦となった。
レギュラーシーズンを73勝と圧倒的な強さで駆け抜けたものの、このFinalsでは主力の不調、グリーンの出場停止、アンドリュー・ボーガットの故障欠場など様々な要因が重なり連覇を果たすことはできなかった。
プレーオフで一気に調子を上げてきたキャバリアーズに比べると、ウォーリアーズはレギュラーシーズンに見せたような圧倒的な強さは鳴りを潜めてしまっていた。シュートの精度は落ち、ターンオーバーは増え、サンダーとの試合もそうだったが後手後手に回ることが多かった。それに、レギュラーシーズン中は73勝のために主力を休ませることもほとんどなかったため、ここに来て疲労がピークに達していたのかもしれない。
ここ一番でキャバリアーズに優勝を掻っ攫われたのもやむなしと言える。
このシリーズはシーズン73勝したウォリアーズが4勝2敗で連覇達成と予想していたけど見事に外れた。
ウォーリアーズが負けたのは残念だけど、キャバリアーズが凄かったと言わざるを得ない。
連覇がいかに難しいことか、そしてレブロンのKINGたる所以が分かった試合だった。
さて、録画した試合を楽しむとしよう。
第194回:bjリーグ終了
2016年5月19日 バスケまたまた間が空いたが、先週の土日にbjリーグ最後のファイナルズが行われたので書こう。
レギュラーシーズンを1位で通過した京都ハンナリーズは、プレイオフで8位福岡、5位滋賀を破って有明のファイナルズへと駒を進めた。
有明で西地区決勝を行う相手は2位琉球。
レギュラーシーズンこそ3勝1敗と勝ち越しているものの、琉球は過去3度の優勝を経験しており大舞台でも強く、京都は何度も苦渋を舐めさせられてきた。
しかし今シーズン、京都も主力外国人選手の入れ替えなどのアクシデントを乗り越え、シーズン後半は勝負強さも見せてきており、決して琉球に劣らないチームだと感じた。
……が、蓋を開けてみると56-87の大敗。
琉球の速いバスケに浮き足立った京都は、打開策を見出せぬままずるずると点差を離され、まったくいいところを見せられないまま一方的な展開となってしまった。
過去3度の有明で、大舞台の雰囲気に呑み込まれ自分たちのバスケが出来ずに敗退、という流れを今年も懲りずにまたやってしまった。
そして翌日、東地区決勝で負けた秋田との3位決定戦。
せめて最後の試合は勝って終わりたいと思っていたにもかかわらず、チームは明らかに前日の敗戦を引きずっており、まったく自分たちのバスケが出来ていない。自慢のディフェンスは崩壊し、秋田のエース田口には3Pを9/11の高確率で決められる体たらく。
前日に引き続き序盤から大量のビハインドを背負い、早々に勝負を決められてしまう。
結果、74-122と歴史的な大敗。
会場に応援に来た京都ブースターはおろか、有明に観戦に来た客すべてに失礼なぐらい酷い試合となった。
自分も琉球戦のときは諦めの境地で試合を見ていたが、秋田戦はさすがに腹が立ってタイムアウトのたびにベンチに向かって怒鳴りつけてしまった。
今までで最も苦しいシーズンだったからこそ、今年こそはと期待していたのにこんな内容でシーズン終了してしまったので、未だに怒っている。
これが、全力を尽くした末での負けであれば、結果はどうあれすっきりしたのに。
まぁ、決勝の琉球vs富山戦が見応えのある試合だったのが救いか。
結局、決勝戦は琉球が勝ち、リーグ最多4度目の優勝を飾って幕を閉じた。
そしてbjリーグを締めくくる最後のセレモニーはまさかの三本締めで幕を閉じたw
今年の秋からはNBLと統合したBリーグがスタートする。
NBLの強豪との戦力差は大きいかもしれないけど、京都ハンナリーズがいつかはリーグ優勝できますように。
…その前に、京都ハンナリーズがもっと人気を得ないと駄目か。
ファイナルズでは他の3チームに比べブースターの数が圧倒的に少なかったからなぁ。
レギュラーシーズンを1位で通過した京都ハンナリーズは、プレイオフで8位福岡、5位滋賀を破って有明のファイナルズへと駒を進めた。
有明で西地区決勝を行う相手は2位琉球。
レギュラーシーズンこそ3勝1敗と勝ち越しているものの、琉球は過去3度の優勝を経験しており大舞台でも強く、京都は何度も苦渋を舐めさせられてきた。
しかし今シーズン、京都も主力外国人選手の入れ替えなどのアクシデントを乗り越え、シーズン後半は勝負強さも見せてきており、決して琉球に劣らないチームだと感じた。
……が、蓋を開けてみると56-87の大敗。
琉球の速いバスケに浮き足立った京都は、打開策を見出せぬままずるずると点差を離され、まったくいいところを見せられないまま一方的な展開となってしまった。
過去3度の有明で、大舞台の雰囲気に呑み込まれ自分たちのバスケが出来ずに敗退、という流れを今年も懲りずにまたやってしまった。
そして翌日、東地区決勝で負けた秋田との3位決定戦。
せめて最後の試合は勝って終わりたいと思っていたにもかかわらず、チームは明らかに前日の敗戦を引きずっており、まったく自分たちのバスケが出来ていない。自慢のディフェンスは崩壊し、秋田のエース田口には3Pを9/11の高確率で決められる体たらく。
前日に引き続き序盤から大量のビハインドを背負い、早々に勝負を決められてしまう。
結果、74-122と歴史的な大敗。
会場に応援に来た京都ブースターはおろか、有明に観戦に来た客すべてに失礼なぐらい酷い試合となった。
自分も琉球戦のときは諦めの境地で試合を見ていたが、秋田戦はさすがに腹が立ってタイムアウトのたびにベンチに向かって怒鳴りつけてしまった。
今までで最も苦しいシーズンだったからこそ、今年こそはと期待していたのにこんな内容でシーズン終了してしまったので、未だに怒っている。
これが、全力を尽くした末での負けであれば、結果はどうあれすっきりしたのに。
まぁ、決勝の琉球vs富山戦が見応えのある試合だったのが救いか。
結局、決勝戦は琉球が勝ち、リーグ最多4度目の優勝を飾って幕を閉じた。
そしてbjリーグを締めくくる最後のセレモニーはまさかの三本締めで幕を閉じたw
今年の秋からはNBLと統合したBリーグがスタートする。
NBLの強豪との戦力差は大きいかもしれないけど、京都ハンナリーズがいつかはリーグ優勝できますように。
…その前に、京都ハンナリーズがもっと人気を得ないと駄目か。
ファイナルズでは他の3チームに比べブースターの数が圧倒的に少なかったからなぁ。
第192回:【バスケ】京都ハンナリーズvs高松ファイブアローズ
2016年4月18日 バスケ土曜日圧勝の後、日曜日は劇的なブザービート。
残り3.1秒、1点ビハインドからのラストプレー。
https://youtu.be/hC4Lr-_z9uQ
シュート外れる→響き渡る悲鳴→こぼれたシュートをタップ→ブザーと同時にゴール→大歓声
この流れはグッとくる。
そして琉球が負けたため、京都が首位返り咲き。
来週のアウェー戦が終わったらいよいよプレーオフ。
是非とも去年の雪辱を果たしてもらいたい。
残り3.1秒、1点ビハインドからのラストプレー。
https://youtu.be/hC4Lr-_z9uQ
シュート外れる→響き渡る悲鳴→こぼれたシュートをタップ→ブザーと同時にゴール→大歓声
この流れはグッとくる。
そして琉球が負けたため、京都が首位返り咲き。
来週のアウェー戦が終わったらいよいよプレーオフ。
是非とも去年の雪辱を果たしてもらいたい。
第191回:NBAレギュラーシーズン終了
2016年4月14日 バスケ今日、NBAのレギュラーシーズンが閉幕した。
■73-9
開幕から圧倒的という言葉では足りないぐらいの強さで首位を独走していたウォリアーズ。
最終戦でグリズリーズを倒し、前人未到の73勝9敗(.890)という驚愕の結果を残した。
20年前、あのマイケル・ジョーダン擁するブルズが72勝を記録して以来の大記録。
歴史が塗り替えられる瞬間を見れて嬉しい。
そして舞台はプレーオフへ。
ここまで圧倒的なシーズンだったんだから、是非とも優勝して二連覇を達成してもらいたい。
■400
そのウォリアーズのエース、ステフィン・カリーが最終戦で3P成功数が史上初の400本超えを達成した。
…待て、そもそも300本超えたのすら、今年のカリーが初めてだろ。
ちなみに、これまでのリーグ最高3P成功数記録は、昨年更新されたばかりの286本。記録更新者はもちろんカリー。
もはやあれはカリーの形をした神。
■Kobe
今年で引退を表明しているスーパースター、コービー・ブライアント。
そのコービーが最後の試合で60点を叩き出し逆転勝利を演出するという圧巻のパフォーマンス。
衰えたとはいえ、やはりスーパースターは最後までスーパースターだった。
自分がNBAにハマったのはここ数年の話で、コービーのことは好きでも何でもなかったが、最後の最後に魅せてくれたコービーには感動した。
今年のNBAはとにかく見所が多すぎた。
■73-9
開幕から圧倒的という言葉では足りないぐらいの強さで首位を独走していたウォリアーズ。
最終戦でグリズリーズを倒し、前人未到の73勝9敗(.890)という驚愕の結果を残した。
20年前、あのマイケル・ジョーダン擁するブルズが72勝を記録して以来の大記録。
歴史が塗り替えられる瞬間を見れて嬉しい。
そして舞台はプレーオフへ。
ここまで圧倒的なシーズンだったんだから、是非とも優勝して二連覇を達成してもらいたい。
■400
そのウォリアーズのエース、ステフィン・カリーが最終戦で3P成功数が史上初の400本超えを達成した。
…待て、そもそも300本超えたのすら、今年のカリーが初めてだろ。
ちなみに、これまでのリーグ最高3P成功数記録は、昨年更新されたばかりの286本。記録更新者はもちろんカリー。
もはやあれはカリーの形をした神。
■Kobe
今年で引退を表明しているスーパースター、コービー・ブライアント。
そのコービーが最後の試合で60点を叩き出し逆転勝利を演出するという圧巻のパフォーマンス。
衰えたとはいえ、やはりスーパースターは最後までスーパースターだった。
自分がNBAにハマったのはここ数年の話で、コービーのことは好きでも何でもなかったが、最後の最後に魅せてくれたコービーには感動した。
今年のNBAはとにかく見所が多すぎた。
第190回:【バスケ】滋賀レイクスターズvs京都ハンナリーズ
2016年4月4日 バスケ前回からだいぶ経ってしまったが、京都ハンナリーズのこと。
奈良戦以降、大分には連勝したものの大阪、島根、浜松と強豪との戦いは1勝1敗続き。
ついに首位の座を琉球に明け渡してしまった。といっても2位以上であればホームコートアドバンテージは得られるので、そこまで首位にこだわる必要はない。
勿論、レギュラーシーズン1位からの完全優勝が一番望ましいんだけど、今の京都にそれを求めるのはちと酷か。
さて、先週末はアウェイ滋賀戦。
前回の対決では格の違いを見せつけるような内容だったし、上述の通り2位以上は目指したいのでここは是非とも連勝しておきたいところ。
まず土曜日は、序盤は接戦で進むも、4Qの小島の連続得点を皮切りに一気に点差を広げ、63-76での勝利となった。
特にディフェンスが素晴らしく、滋賀の選手が1on1からドライブを仕掛けても、すぐさま近くの選手がカバーに入り、ゴール下に寄せ付けない。結果、滋賀はタフショットが増えたり、パスミスなどからターンオーバーを誘発させられていた。
そして日曜日、序盤から攻守において滋賀を圧倒、前半終了時に19点差をつけてワンサイドゲームと思われたが、後半滋賀が修正、マブンガの連続ダンクや岡田の3Pで一気に差を詰められる。
さらにタイレン、ケビンの両外国人のプレータイムが多くなったことで疲労が蓄積、終盤にパフォーマンスを落とし、残り2分で追い付かれる。それでも最後、タイレンがファウルで得たフリースロー3本をすべて沈め、滋賀の最後の攻撃も気迫のこもったディフェンスでシャットアウトし、辛くも77-74で逃げ切る形となった。
冷や冷やものの連勝となったが、その要因はやはりタイレン、ケビンによるところが大きい。
タイレンは二日間で48点、ケビンは44点と大暴れ。そしてゴール下ではリバウンドを取りまくり、獅子奮迅の活躍だった。
しかし、もう一人の外国人、モーゼスが二人の代わりになれない。
土曜日は12分で6本放ったシュートはすべて外れ(しかもリングにすら当たらないシュートまで…)、日曜日はほとんどプレータイムをもらえなかった。
モーゼスが一定のパフォーマンスをしてくれないと、タイレン、ケビンへの負担がますます増加し、肝心のプレーオフで勝ち進めない恐れがある。
特にケビンは日曜日は40分フル出場。さすがに終盤はスタミナ切れで、易々とドライブで抜かれるパターンが目立った。
プレーオフで勝ち抜くためにも、モーゼスに奮起してもらいたい。
では、この二日間の選手の印象。
#0 瀬戸山
相変わらずディフェンスが上手い。そしてオフェンスにも積極的に参加することが増えたのはいい傾向。
ただ、シュートセレクションがちょっと悪い。
#1 タイレン
ターンオーバーは多いが、それを補って余りある活躍。
日曜の終盤、フリースロー3連続成功は素晴らしい。
#7 薦田
プレータイム短め。ディフェンスは頑張ってたし、土曜は3Pも決めた。もうちょっとオフェンス頑張ってほしい。
#8 村上
土曜に足首を負傷。大事に至らないと良いが。
#9 小島
長時間のプレータイムで二日とも二桁得点。
オフェンスは積極的だし、しつこいディフェンスも効果的だった。
ただ、プレスに弱く、ボール運びやパス出しに難がある印象。あとボールを持ちすぎる感がある。
#17 日下
上手く狙ったスティールが効果的だった。3Pも欲しい。
#18 モーゼス
二日間存在感ゼロ。今後京都が勝ち抜くために彼の活躍は必須なので頑張ってほしい。
#19 徳永
ほぼ出番なし。
#25 佐藤
動きにキレがあり、不要なファウルやしょうもないミスもなく、プレータイムは短いがいい仕事をしていた。
#33 内海
相変わらず堅実なプレーでミスも少ない、安定した選手。インサイドで攻める姿が見れたがシュートは不発。オフェンスで爆発力が欲しい。
#34 藪内
PGとしてゲームメイク。しつこいディフェンスも効果的だったが、相変わらずしょうもないミスによるターンオーバーがあるので、改善してもらいたい。
#42 ケビン
二日間ゴール下を支配。ミスも少なく、今の京都の要だが、どんどんプレータイムが増えている。
さすがに休ませてあげたい。
奈良戦以降、大分には連勝したものの大阪、島根、浜松と強豪との戦いは1勝1敗続き。
ついに首位の座を琉球に明け渡してしまった。といっても2位以上であればホームコートアドバンテージは得られるので、そこまで首位にこだわる必要はない。
勿論、レギュラーシーズン1位からの完全優勝が一番望ましいんだけど、今の京都にそれを求めるのはちと酷か。
さて、先週末はアウェイ滋賀戦。
前回の対決では格の違いを見せつけるような内容だったし、上述の通り2位以上は目指したいのでここは是非とも連勝しておきたいところ。
まず土曜日は、序盤は接戦で進むも、4Qの小島の連続得点を皮切りに一気に点差を広げ、63-76での勝利となった。
特にディフェンスが素晴らしく、滋賀の選手が1on1からドライブを仕掛けても、すぐさま近くの選手がカバーに入り、ゴール下に寄せ付けない。結果、滋賀はタフショットが増えたり、パスミスなどからターンオーバーを誘発させられていた。
そして日曜日、序盤から攻守において滋賀を圧倒、前半終了時に19点差をつけてワンサイドゲームと思われたが、後半滋賀が修正、マブンガの連続ダンクや岡田の3Pで一気に差を詰められる。
さらにタイレン、ケビンの両外国人のプレータイムが多くなったことで疲労が蓄積、終盤にパフォーマンスを落とし、残り2分で追い付かれる。それでも最後、タイレンがファウルで得たフリースロー3本をすべて沈め、滋賀の最後の攻撃も気迫のこもったディフェンスでシャットアウトし、辛くも77-74で逃げ切る形となった。
冷や冷やものの連勝となったが、その要因はやはりタイレン、ケビンによるところが大きい。
タイレンは二日間で48点、ケビンは44点と大暴れ。そしてゴール下ではリバウンドを取りまくり、獅子奮迅の活躍だった。
しかし、もう一人の外国人、モーゼスが二人の代わりになれない。
土曜日は12分で6本放ったシュートはすべて外れ(しかもリングにすら当たらないシュートまで…)、日曜日はほとんどプレータイムをもらえなかった。
モーゼスが一定のパフォーマンスをしてくれないと、タイレン、ケビンへの負担がますます増加し、肝心のプレーオフで勝ち進めない恐れがある。
特にケビンは日曜日は40分フル出場。さすがに終盤はスタミナ切れで、易々とドライブで抜かれるパターンが目立った。
プレーオフで勝ち抜くためにも、モーゼスに奮起してもらいたい。
では、この二日間の選手の印象。
#0 瀬戸山
相変わらずディフェンスが上手い。そしてオフェンスにも積極的に参加することが増えたのはいい傾向。
ただ、シュートセレクションがちょっと悪い。
#1 タイレン
ターンオーバーは多いが、それを補って余りある活躍。
日曜の終盤、フリースロー3連続成功は素晴らしい。
#7 薦田
プレータイム短め。ディフェンスは頑張ってたし、土曜は3Pも決めた。もうちょっとオフェンス頑張ってほしい。
#8 村上
土曜に足首を負傷。大事に至らないと良いが。
#9 小島
長時間のプレータイムで二日とも二桁得点。
オフェンスは積極的だし、しつこいディフェンスも効果的だった。
ただ、プレスに弱く、ボール運びやパス出しに難がある印象。あとボールを持ちすぎる感がある。
#17 日下
上手く狙ったスティールが効果的だった。3Pも欲しい。
#18 モーゼス
二日間存在感ゼロ。今後京都が勝ち抜くために彼の活躍は必須なので頑張ってほしい。
#19 徳永
ほぼ出番なし。
#25 佐藤
動きにキレがあり、不要なファウルやしょうもないミスもなく、プレータイムは短いがいい仕事をしていた。
#33 内海
相変わらず堅実なプレーでミスも少ない、安定した選手。インサイドで攻める姿が見れたがシュートは不発。オフェンスで爆発力が欲しい。
#34 藪内
PGとしてゲームメイク。しつこいディフェンスも効果的だったが、相変わらずしょうもないミスによるターンオーバーがあるので、改善してもらいたい。
#42 ケビン
二日間ゴール下を支配。ミスも少なく、今の京都の要だが、どんどんプレータイムが増えている。
さすがに休ませてあげたい。
第189回 【バスケ】京都ハンナリーズvsバンビシャス奈良
2016年3月2日 バスケ コメント (2)先週末に行われた、京都ハンナリーズvsバンビシャス奈良は1勝1敗。
土曜日はディフェンスがイマイチで、ゴール下に入られて得点を許すシーンが目立った。
80-74という結果は、ディフェンスが上手くいってない証拠。
ミスも多く、3Pシュートの成功率の高さで勝てた印象だった。
日曜日は逆にシュートが全く入らない。モーゼス以外は壊滅的な出来。
ディフェンスは悪くなかったものの、奈良のビッグマンを止めることが出来ず、インサイドで好き勝手やられていた印象。ケビンが完全に封じられていた。
結果、49-60という超ロースコアで敗戦。
結局、京都のフィールドゴール成功率は30%…シーズン唯一(多分)のTV中継の日に限って、なんでこんな酷い内容なんだ。
シーズン前半に奈良と当たったときも1勝1敗だったし、何か苦手意識でもあるんだろうか。
順位的にプレーオフで当たる可能性もあるだけに、この内容はちょっと不安。
昨シーズンまでと違い、インサイドがあまり強くないというのが問題かも。
ケビンは技術はあるものの、本職のセンターじゃないので自分よりでかいセンターに苦戦することがある。
タイレンは昨シーズン在籍したレジーほどのフィジカルはなく、ドライブで切り込むことはあってもゴール下を支配するような選手ではない。
モーゼスはSG/SF的なポジションだし。
こういう時こそ日本人が得点源となってもらいたいが、京都の悪しき伝統として、日本人選手のシュートに対する意識が低いのが困りもの。滋賀の岡田や富山の城宝とまでは言わないものの、コンスタントに二桁得点を狙える選手が欲しい。
今週末はアウェイ大阪。
苦戦は必至だが、2連勝して首位をキープしてもらいたい。
あと、京産大での開催はこれっきりにしてもらいたい。遠いし不便だし。
良かったことと言えば、近くのMKボウルで格安バイキングを食べられたことぐらいだw
土曜日はディフェンスがイマイチで、ゴール下に入られて得点を許すシーンが目立った。
80-74という結果は、ディフェンスが上手くいってない証拠。
ミスも多く、3Pシュートの成功率の高さで勝てた印象だった。
日曜日は逆にシュートが全く入らない。モーゼス以外は壊滅的な出来。
ディフェンスは悪くなかったものの、奈良のビッグマンを止めることが出来ず、インサイドで好き勝手やられていた印象。ケビンが完全に封じられていた。
結果、49-60という超ロースコアで敗戦。
結局、京都のフィールドゴール成功率は30%…シーズン唯一(多分)のTV中継の日に限って、なんでこんな酷い内容なんだ。
シーズン前半に奈良と当たったときも1勝1敗だったし、何か苦手意識でもあるんだろうか。
順位的にプレーオフで当たる可能性もあるだけに、この内容はちょっと不安。
昨シーズンまでと違い、インサイドがあまり強くないというのが問題かも。
ケビンは技術はあるものの、本職のセンターじゃないので自分よりでかいセンターに苦戦することがある。
タイレンは昨シーズン在籍したレジーほどのフィジカルはなく、ドライブで切り込むことはあってもゴール下を支配するような選手ではない。
モーゼスはSG/SF的なポジションだし。
こういう時こそ日本人が得点源となってもらいたいが、京都の悪しき伝統として、日本人選手のシュートに対する意識が低いのが困りもの。滋賀の岡田や富山の城宝とまでは言わないものの、コンスタントに二桁得点を狙える選手が欲しい。
今週末はアウェイ大阪。
苦戦は必至だが、2連勝して首位をキープしてもらいたい。
あと、京産大での開催はこれっきりにしてもらいたい。遠いし不便だし。
良かったことと言えば、近くのMKボウルで格安バイキングを食べられたことぐらいだw
第188回 【バスケ】京都ハンナリーズvs滋賀レイクスターズ
2016年2月22日 バスケ2/20・21は今シーズン初の京滋ダービー。
結果は2日とも京都が10点以上離して勝利し、西地区首位をキープ。滋賀は同6位。
・20日
京都は浜口HCが出場停止のため、高橋ACが指揮を執ることに。
序盤滋賀が京都のディフェンスをうまくかわしながら高確率で外を決める。対する京都はインサイド中心で攻めるがミスが多く、イマイチ波に乗れない。滋賀にリードを許す展開が続くが京都も粘り強くついていき、2Q終了直前、藪内がブザービートを決めて同点で前半終了。
後半、京都のディフェンスが機能し始めると滋賀にタフショットが増え、好調だった外が落ち始める。対する京都はパス回しから滋賀のディフェンスを崩し、じわじわと点差を広げていく。
結局3Q、4Qと京都が終始リードし、危なげなく勝利。
・21日
浜口HC復帰。
この日は序盤から京都のディフェンスが機能しロースコアの展開となるも、滋賀がインサイドから得点し、1Qは互角の展開に。
しかし2Q、京都の徹底したディフェンスを滋賀は崩せず、滋賀の得点を6点に抑え京都が大幅リードを奪う。
3Q、滋賀がドライブなどでインサイドへの攻撃を仕掛けると京都のディフェンスはそれを止められず、一気に一桁点差にまで縮められる。その上京都のタイレンが負傷退場。しかしこれで京都に火が点いたのか、モーゼスの連続得点で再び点差を広げ、その後も二桁点差をキープしたまま京都が逃げ切って勝利。
この二日間の試合を見て感じたのが、チームとしての総合力の差だった。
京都は元々チームバスケを徹底していることもあり、外国人選手の入れ替えがあった後、ようやくチームとしてまとまってきた感がある。一方滋賀はジャメル・ホーンが合流したてというのもあるが、チーム全体の連携がうまくいってない様に感じた。
特に日曜はパスミス等を多発し連携不足を露呈させ、また、得点に関しても個人プレイに走っている感じがあった。
土曜は京都のミスが多かったのもありそこまで差は感じなかったが、日曜に関しては前半が終わった時点で、京都が滋賀を圧倒的に上回っている印象だった。
また、今回の審判はあまりファウルを取らない審判だったが、それに対し滋賀の外国人選手がストレス溜まりまくってた模様。
ただ、ジャメル・ホーンに対するテクニカルファウルはちょっと可哀想だと思った。ヘッドバンドが邪魔だったから投げただけちゃうの?
以下はこの二日間での京都の選手への印象。
#0 瀬戸山
二日間、岡田に対する徹底マークで勢いに乗らせなかった。
また、成功率は高くないもののオフェンスにも参加することがでてきたのはいい傾向。
#1 タイレン
土曜はFG成功率こそ低いものの攻撃の中心となった。日曜は高確率のオフェンスで攻撃を牽引。
日曜の3Qに負傷退場し、一人で歩けない状態だったので心配。軽い怪我であることを祈る。
#7 薦田
二日間とも出場時間は短め。最近オフェンス成功率が低い。日本人同士のマッチアップであればフィジカル面で優位に立てることが多いはずなので、もっと頑張ってもらいたいところ。
#8 村上
2番手PGとして出場。土曜はアリウープ、日曜はロング3Pによるブザービートと、魅せるプレイが多かった。
#9 小島
今回も出場なし。余裕のある試合の時には出してほしい。
#17 日下
セカンドユニットとして安定した試合運び。日曜はきれいな3Pを決めれていた。
#18 モーゼス
少しずつディフェンスが向上してきている印象。
日曜はタイレン負傷後、チームの中心となって点を取りまくってくれた。あとはもっと安定感が増してくれれば。
#19 徳永
出場時間は短め。びったり付くディフェンスは非常に有効だが、ファウルには気を付けてもらいたい。あとはもう少しシュート精度が上がれば。
#25 佐藤
タイレンが負傷退場後、インサイドで体を張る。タイレンの負傷が長引けば外国人選手とのマッチアップも増えるはずなので、ケビンの負担を減らしてもらいたい。
#33 内海
先週に引き続き3Pシュートが好調。ディフェンスも上手くターンオーバーも少ない、非常に安定した選手。
#34 藪内
土曜は2Q最後のブザービートに、3Qの連続得点と逆転の足掛かりとなった。
日曜はFT4本連続失敗が気になるところだが、シュート自体は好調なのであまり心配しないで良さそう。
不用意なパスミスによるターンオーバーは減らしてほしい。
#42 ケビン
フェイスガードを着用して登場。いつの間にか怪我したのか?非常にプレイしにくそう。
インサイドでは相手選手に押し込まれることもあったが、リバウンドを取りまくっていた。
ここしばらくずっと出場時間が長くなっているので、身体のケアには特に気を付けてもらいたい。
結果は2日とも京都が10点以上離して勝利し、西地区首位をキープ。滋賀は同6位。
・20日
京都は浜口HCが出場停止のため、高橋ACが指揮を執ることに。
序盤滋賀が京都のディフェンスをうまくかわしながら高確率で外を決める。対する京都はインサイド中心で攻めるがミスが多く、イマイチ波に乗れない。滋賀にリードを許す展開が続くが京都も粘り強くついていき、2Q終了直前、藪内がブザービートを決めて同点で前半終了。
後半、京都のディフェンスが機能し始めると滋賀にタフショットが増え、好調だった外が落ち始める。対する京都はパス回しから滋賀のディフェンスを崩し、じわじわと点差を広げていく。
結局3Q、4Qと京都が終始リードし、危なげなく勝利。
・21日
浜口HC復帰。
この日は序盤から京都のディフェンスが機能しロースコアの展開となるも、滋賀がインサイドから得点し、1Qは互角の展開に。
しかし2Q、京都の徹底したディフェンスを滋賀は崩せず、滋賀の得点を6点に抑え京都が大幅リードを奪う。
3Q、滋賀がドライブなどでインサイドへの攻撃を仕掛けると京都のディフェンスはそれを止められず、一気に一桁点差にまで縮められる。その上京都のタイレンが負傷退場。しかしこれで京都に火が点いたのか、モーゼスの連続得点で再び点差を広げ、その後も二桁点差をキープしたまま京都が逃げ切って勝利。
この二日間の試合を見て感じたのが、チームとしての総合力の差だった。
京都は元々チームバスケを徹底していることもあり、外国人選手の入れ替えがあった後、ようやくチームとしてまとまってきた感がある。一方滋賀はジャメル・ホーンが合流したてというのもあるが、チーム全体の連携がうまくいってない様に感じた。
特に日曜はパスミス等を多発し連携不足を露呈させ、また、得点に関しても個人プレイに走っている感じがあった。
土曜は京都のミスが多かったのもありそこまで差は感じなかったが、日曜に関しては前半が終わった時点で、京都が滋賀を圧倒的に上回っている印象だった。
また、今回の審判はあまりファウルを取らない審判だったが、それに対し滋賀の外国人選手がストレス溜まりまくってた模様。
ただ、ジャメル・ホーンに対するテクニカルファウルはちょっと可哀想だと思った。ヘッドバンドが邪魔だったから投げただけちゃうの?
以下はこの二日間での京都の選手への印象。
#0 瀬戸山
二日間、岡田に対する徹底マークで勢いに乗らせなかった。
また、成功率は高くないもののオフェンスにも参加することがでてきたのはいい傾向。
#1 タイレン
土曜はFG成功率こそ低いものの攻撃の中心となった。日曜は高確率のオフェンスで攻撃を牽引。
日曜の3Qに負傷退場し、一人で歩けない状態だったので心配。軽い怪我であることを祈る。
#7 薦田
二日間とも出場時間は短め。最近オフェンス成功率が低い。日本人同士のマッチアップであればフィジカル面で優位に立てることが多いはずなので、もっと頑張ってもらいたいところ。
#8 村上
2番手PGとして出場。土曜はアリウープ、日曜はロング3Pによるブザービートと、魅せるプレイが多かった。
#9 小島
今回も出場なし。余裕のある試合の時には出してほしい。
#17 日下
セカンドユニットとして安定した試合運び。日曜はきれいな3Pを決めれていた。
#18 モーゼス
少しずつディフェンスが向上してきている印象。
日曜はタイレン負傷後、チームの中心となって点を取りまくってくれた。あとはもっと安定感が増してくれれば。
#19 徳永
出場時間は短め。びったり付くディフェンスは非常に有効だが、ファウルには気を付けてもらいたい。あとはもう少しシュート精度が上がれば。
#25 佐藤
タイレンが負傷退場後、インサイドで体を張る。タイレンの負傷が長引けば外国人選手とのマッチアップも増えるはずなので、ケビンの負担を減らしてもらいたい。
#33 内海
先週に引き続き3Pシュートが好調。ディフェンスも上手くターンオーバーも少ない、非常に安定した選手。
#34 藪内
土曜は2Q最後のブザービートに、3Qの連続得点と逆転の足掛かりとなった。
日曜はFT4本連続失敗が気になるところだが、シュート自体は好調なのであまり心配しないで良さそう。
不用意なパスミスによるターンオーバーは減らしてほしい。
#42 ケビン
フェイスガードを着用して登場。いつの間にか怪我したのか?非常にプレイしにくそう。
インサイドでは相手選手に押し込まれることもあったが、リバウンドを取りまくっていた。
ここしばらくずっと出場時間が長くなっているので、身体のケアには特に気を付けてもらいたい。
第185回・【バスケ】京都ハンナリーズvs琉球ゴールデンキングス
2016年2月9日 バスケたまには試合のことでも書こうかねぇ。
2/6・7は西地区1位の京都vs2位の琉球という首位攻防戦。
琉球としてはシーズン前半に琉球ホームで京都に連敗しているのもあり、是が非でも勝ちたい2連戦。
対する京都も、大混戦の西地区(1位から6位まで3ゲーム差)から一歩抜け出たい状況。
互いの意地と意地がぶつかる好カード。
結果は、6日は琉球が勝ち、7日は京都が勝ちで1勝1敗の痛み分けとなった。
試合内容もまるで真逆。
6日は1Q京都がリードするも、ファウルトラブルで苦しむ中琉球が逆転、一時琉球が19点リードするも京都が終盤追い上げ5点差まで詰め寄るも、琉球の逃げ切り、という形だった。
一方7日は、1Q琉球がリードするも、今度は琉球がファウルトラブルで京都が逆転、一時京都が14点リードするも琉球が追い上げ、一時は逆転するものの京都が再逆転し、僅差で京都の勝ち、というものだった。
この2連戦、京都としては1勝1敗できて御の字だったと思う。
京都はパルマ―、ラリーの2人が抜けた後、新外国人2人が加入したものの、チーム力は明らかに以前よりも落ちてしまっている。
特にディフェンス面で鉄壁を誇っていた京都だが、外国人入替後は明らかに失点が増えている。
一方琉球は怪我人もなくベストメンバー。チームの完成度も京都より上のように思えた。
琉球の流れるようなパス回しの前に翻弄される京都…というシーンが何度も見受けられた。
それでも、7日は琉球を71点に抑えることができた(現在、京都の平均失点は70.8点)。少しずつ、チーム力が上がっているものと思いたい。
正直7日は審判の笛に助けられた側面も大きいと思う。
審判の判定について色々思うところはあるがw、ここは勝てたことを喜ぼう。
以下、この二日間の選手に対する印象。
#0 瀬戸山
京都最強のディフェンスマシーン。岸本・喜多川の両得点源に厳しいディフェンスを仕掛け、フリーで打たせることがほとんどなかった。6日はタイレンがファウルトラブルに陥った際、on1にしてでも瀬戸山を起用し、バーンズとマッチアップさせるなど、浜口HCの瀬戸山に対するディフェンスの信頼感が伺える。
この2試合は共に2得点。ここ最近めっきりシュートを打たなくなっているとはいえ、フリーで打てるタイミングもあったしもう少しシュートも狙ってほしい。
#1 タイレン・ジョンソン
6日16点、7日23点とエースの活躍。
技術はあると思うしフィジカルもなかなかのものだが、どうにもドライブが安定しないイメージ。体勢を崩しながら強引にシュート、という場面が多かった気がする。
7日は終盤にバーンズにスティールされた上にバスカンを与えるというポカを犯す。勝ったからよかったけど。
#7 薦田
二日ともプレイタイムはほとんどなし。
シュートタッチが悪かったのもあるけど、全体的にスピードのある琉球に対しては相性が悪かったのかも。
#8 村上
スピードで対抗できる選手のはずが、内容が悪かった。
6日は9分の出場でターンオーバーを3つも犯し、7日は自分に対するファウルに抗議してテクニカルファウルを取られるなど、いいとこなし。
今シーズンは攻撃面で進化が見られるので頑張ってほしいところ。
#9 小島
アーリーエントリーで入った新人は出番なし。まぁしょうがない。
#17 日下
出場時間は限られるが、セカンドユニットとしての仕事を全うする。
7日は14分出場ながら3得点、2アシストと上々の出来。
#18 モーゼス・エハンベ
二日間ともシュートタッチが非常に悪い。ディフェンス面でも、モーゼスではなく瀬戸山を起用するぐらいだから問題があるのが分かる。
彼が頑張らないとタイレン、ケビンへの負担が増すばかりなので頑張ってほしいところ。
#19 徳永
この二日間の影のMVP。
彼の執拗なディフェンス、ルーズボールに対する貪欲さなど、彼のプレーが京都のムードを変えてくれていた。
6日は12分で9得点、7日は10分の出番で7得点を挙げた。7日は前半3ファウルでベンチに下がったが、展開次第では後半の勝負どころで彼を使うつもりだったんじゃないかと思った。
#25 佐藤
6日はファウルトラブルのタイレンに代わりインサイドで頑張っていたが、7日はほぼ出番なし。
薦田と同じく、琉球相手では相性が悪かったのかもしれない。
#33 内海
6日は13点、7日は14点と大活躍。
シュートタッチもよかったし、ディフェンスも頑張っていた。何よりターンオーバーが少なく安定したプレーが出来ていた。
7日は4ファウルになりながらも最後までコートに立ち続けてくれて勝利に貢献。
#34 藪内
正PGとして活躍。なぜか印象に残ってないw
6日は12得点5アシストと活躍するも、ターンオーバーが多く、4Qには5ファウルで肝心なところで退場となってしまった。
PGなのに時折ターンオーバーが多いときがあるので気を付けてもらいたい。
#42 ケビン・コッツァー
パルマ―、ラリーが抜けてから彼の負担が増しているが、その分毎試合のように得点・リバウンドでダブルダブルを連発し、京都に欠かせないインサイドの要として活躍している。
しかし琉球戦では徹底マークされ、なかなか本来のプレーが出来ていなかった。ラベネルにゴール下の競り合いで負けたり、ボールを持った瞬間ダブルチームを仕掛けられたり。この辺琉球はすごく上手い。
それでも7日は後半だけで16点を稼ぎ、勝利に貢献した。
プレータイムがここのところ増えているだけに、怪我にだけは気を付けてもらいたい。
琉球戦を1勝1敗で終えたことで何とか西地区1位を死守。
しかし下位とのゲーム差は縮まっており、今後も負けられない試合は続く。タイレン、モーゼスの二人には今以上にチームにフィットしてもらいたい。
あと、7日の観客数は2300人以上だった。
いつも1000人前後だったことを考えるとすごい数だ。
来シーズンはB1に所属するんだから常にこれぐらいは入って欲しいなぁ。
2/6・7は西地区1位の京都vs2位の琉球という首位攻防戦。
琉球としてはシーズン前半に琉球ホームで京都に連敗しているのもあり、是が非でも勝ちたい2連戦。
対する京都も、大混戦の西地区(1位から6位まで3ゲーム差)から一歩抜け出たい状況。
互いの意地と意地がぶつかる好カード。
結果は、6日は琉球が勝ち、7日は京都が勝ちで1勝1敗の痛み分けとなった。
試合内容もまるで真逆。
6日は1Q京都がリードするも、ファウルトラブルで苦しむ中琉球が逆転、一時琉球が19点リードするも京都が終盤追い上げ5点差まで詰め寄るも、琉球の逃げ切り、という形だった。
一方7日は、1Q琉球がリードするも、今度は琉球がファウルトラブルで京都が逆転、一時京都が14点リードするも琉球が追い上げ、一時は逆転するものの京都が再逆転し、僅差で京都の勝ち、というものだった。
この2連戦、京都としては1勝1敗できて御の字だったと思う。
京都はパルマ―、ラリーの2人が抜けた後、新外国人2人が加入したものの、チーム力は明らかに以前よりも落ちてしまっている。
特にディフェンス面で鉄壁を誇っていた京都だが、外国人入替後は明らかに失点が増えている。
一方琉球は怪我人もなくベストメンバー。チームの完成度も京都より上のように思えた。
琉球の流れるようなパス回しの前に翻弄される京都…というシーンが何度も見受けられた。
それでも、7日は琉球を71点に抑えることができた(現在、京都の平均失点は70.8点)。少しずつ、チーム力が上がっているものと思いたい。
正直7日は審判の笛に助けられた側面も大きいと思う。
審判の判定について色々思うところはあるがw、ここは勝てたことを喜ぼう。
以下、この二日間の選手に対する印象。
#0 瀬戸山
京都最強のディフェンスマシーン。岸本・喜多川の両得点源に厳しいディフェンスを仕掛け、フリーで打たせることがほとんどなかった。6日はタイレンがファウルトラブルに陥った際、on1にしてでも瀬戸山を起用し、バーンズとマッチアップさせるなど、浜口HCの瀬戸山に対するディフェンスの信頼感が伺える。
この2試合は共に2得点。ここ最近めっきりシュートを打たなくなっているとはいえ、フリーで打てるタイミングもあったしもう少しシュートも狙ってほしい。
#1 タイレン・ジョンソン
6日16点、7日23点とエースの活躍。
技術はあると思うしフィジカルもなかなかのものだが、どうにもドライブが安定しないイメージ。体勢を崩しながら強引にシュート、という場面が多かった気がする。
7日は終盤にバーンズにスティールされた上にバスカンを与えるというポカを犯す。勝ったからよかったけど。
#7 薦田
二日ともプレイタイムはほとんどなし。
シュートタッチが悪かったのもあるけど、全体的にスピードのある琉球に対しては相性が悪かったのかも。
#8 村上
スピードで対抗できる選手のはずが、内容が悪かった。
6日は9分の出場でターンオーバーを3つも犯し、7日は自分に対するファウルに抗議してテクニカルファウルを取られるなど、いいとこなし。
今シーズンは攻撃面で進化が見られるので頑張ってほしいところ。
#9 小島
アーリーエントリーで入った新人は出番なし。まぁしょうがない。
#17 日下
出場時間は限られるが、セカンドユニットとしての仕事を全うする。
7日は14分出場ながら3得点、2アシストと上々の出来。
#18 モーゼス・エハンベ
二日間ともシュートタッチが非常に悪い。ディフェンス面でも、モーゼスではなく瀬戸山を起用するぐらいだから問題があるのが分かる。
彼が頑張らないとタイレン、ケビンへの負担が増すばかりなので頑張ってほしいところ。
#19 徳永
この二日間の影のMVP。
彼の執拗なディフェンス、ルーズボールに対する貪欲さなど、彼のプレーが京都のムードを変えてくれていた。
6日は12分で9得点、7日は10分の出番で7得点を挙げた。7日は前半3ファウルでベンチに下がったが、展開次第では後半の勝負どころで彼を使うつもりだったんじゃないかと思った。
#25 佐藤
6日はファウルトラブルのタイレンに代わりインサイドで頑張っていたが、7日はほぼ出番なし。
薦田と同じく、琉球相手では相性が悪かったのかもしれない。
#33 内海
6日は13点、7日は14点と大活躍。
シュートタッチもよかったし、ディフェンスも頑張っていた。何よりターンオーバーが少なく安定したプレーが出来ていた。
7日は4ファウルになりながらも最後までコートに立ち続けてくれて勝利に貢献。
#34 藪内
正PGとして活躍。なぜか印象に残ってないw
6日は12得点5アシストと活躍するも、ターンオーバーが多く、4Qには5ファウルで肝心なところで退場となってしまった。
PGなのに時折ターンオーバーが多いときがあるので気を付けてもらいたい。
#42 ケビン・コッツァー
パルマ―、ラリーが抜けてから彼の負担が増しているが、その分毎試合のように得点・リバウンドでダブルダブルを連発し、京都に欠かせないインサイドの要として活躍している。
しかし琉球戦では徹底マークされ、なかなか本来のプレーが出来ていなかった。ラベネルにゴール下の競り合いで負けたり、ボールを持った瞬間ダブルチームを仕掛けられたり。この辺琉球はすごく上手い。
それでも7日は後半だけで16点を稼ぎ、勝利に貢献した。
プレータイムがここのところ増えているだけに、怪我にだけは気を付けてもらいたい。
琉球戦を1勝1敗で終えたことで何とか西地区1位を死守。
しかし下位とのゲーム差は縮まっており、今後も負けられない試合は続く。タイレン、モーゼスの二人には今以上にチームにフィットしてもらいたい。
あと、7日の観客数は2300人以上だった。
いつも1000人前後だったことを考えるとすごい数だ。
来シーズンはB1に所属するんだから常にこれぐらいは入って欲しいなぁ。
第184回・【バスケ】ハック戦法の是非
2016年2月1日 バスケ1/30・31に行われた京都ハンナリーズvs島根スサノオマジックの2連戦は両日とも接戦の末、1勝1敗に終わった。
この2試合、京都の浜口HCが取った「ハック戦法」について、論議が巻き起こっている模様。
「ハック戦法」とは、フリースロー(FT)の下手な選手に故意にファールをすることでFTを与え、敵チームの攻撃機会を減らすとともに得点効率を下げ、自チームに攻撃権を移す戦法のこと。
元々はNBAの選手、シャキール・オニールに対し行われた戦法で、「ハック・ア・シャック」という言葉が語源。
近年でもNBAでいくつかのチームがこの戦法を利用しており、是非について論議が交わされている。
先日の試合でも浜口HCが島根のジョシュ・デービス選手(FT成功率50%弱)に対しこの戦法を取り、それに対し、「卑怯」「汚い」「見てて面白くない」「戦術としてはアリ」等、様々な意見が出た。
個人的な見解としては、ルール上咎められない行為であり、相手の弱点を突くという意味では卑怯でもなければ汚くもないと思う。
この戦法は仕掛ける方にもそれなりのリスクがあり、
・与えたFTを2本とも決められてしまうと意味をなさない。
・自チームの選手にファールがかさむため、試合後半の選手起用にトラブルが生じかねない。
・プレーが寸断されるため、自チームのオフェンスのリズムが崩れる恐れがある
といった懸念点がある。なので、ハック戦法を仕掛けたチームが必ずしも有利とは限らないし、状況が好転どころか悪化する危険性もはらんでいる。
事実、外れたFTのリバウンドを島根側に拾われてしまい、やすやすと追加点を取られるシーンがあったり、31日の3Qでのハックでは与えたFTの大半を決められてしまい逆効果であったり、FT後の京都のオフェンスが良くなく点差が縮まらなかったりと、この戦法が成功したかどうかは微妙なところだった。
野球でも1塁ベースが空いていて強打者に回れば敬遠で塁を埋めて次の打者で勝負という戦法があってそれが認められているのだし、それと似たようなものだと思う。(過去の例でいうと、甲子園での松井に対する全打席敬遠なども。)
そもそも、プロスポーツにとって最も重要なのは勝つことであり、その目的に向かって最善手を尽くすことは当然のことである。
どれだけクリーンで綺麗な戦い方をしても、最終的に負けてしまえばチームも選手も悔いは残るだろう。
勿論、クリーンな戦い方で勝てればそれに越したことはないけれど、自チームの状況が芳しくなかったり、敵チームが強豪である時や、本気で優勝を獲りに行くときは、どんな泥臭い手段を用いても勝ちを拾いに行く執念が求められる。
ただ、ハック戦法を嫌悪する人(特にファン)がいるのは当然だし、「見てて面白くない」という理由も理解できる。激しい攻守の切り替えやスピード感が魅力であるバスケで、淡々とファール→FTという流れは退屈でもある。
一種のエンターテイメントが求められるプロスポーツの興行において、それが与えるマイナス面も考慮する必要もあるだろう。
なので、ハック戦法が是か非かは、今後も議論していくべきだとは思う。
しかし、中にはハック戦法にかこつけて京都のチームや浜口HCの個人攻撃に走っている人もいて、もうそれ単に京都や浜口HCが嫌いなだけやろ、という印象も受けたりする。(逆に、ハック戦法を非難する人に対する中傷なんかもあったり…)
結局何が言いたいかというと、批判はいいけど感情的な中傷はやめようよ、ということ。
みんな同じバスケ好きなんだし。
この2試合、京都の浜口HCが取った「ハック戦法」について、論議が巻き起こっている模様。
「ハック戦法」とは、フリースロー(FT)の下手な選手に故意にファールをすることでFTを与え、敵チームの攻撃機会を減らすとともに得点効率を下げ、自チームに攻撃権を移す戦法のこと。
元々はNBAの選手、シャキール・オニールに対し行われた戦法で、「ハック・ア・シャック」という言葉が語源。
近年でもNBAでいくつかのチームがこの戦法を利用しており、是非について論議が交わされている。
先日の試合でも浜口HCが島根のジョシュ・デービス選手(FT成功率50%弱)に対しこの戦法を取り、それに対し、「卑怯」「汚い」「見てて面白くない」「戦術としてはアリ」等、様々な意見が出た。
個人的な見解としては、ルール上咎められない行為であり、相手の弱点を突くという意味では卑怯でもなければ汚くもないと思う。
この戦法は仕掛ける方にもそれなりのリスクがあり、
・与えたFTを2本とも決められてしまうと意味をなさない。
・自チームの選手にファールがかさむため、試合後半の選手起用にトラブルが生じかねない。
・プレーが寸断されるため、自チームのオフェンスのリズムが崩れる恐れがある
といった懸念点がある。なので、ハック戦法を仕掛けたチームが必ずしも有利とは限らないし、状況が好転どころか悪化する危険性もはらんでいる。
事実、外れたFTのリバウンドを島根側に拾われてしまい、やすやすと追加点を取られるシーンがあったり、31日の3Qでのハックでは与えたFTの大半を決められてしまい逆効果であったり、FT後の京都のオフェンスが良くなく点差が縮まらなかったりと、この戦法が成功したかどうかは微妙なところだった。
野球でも1塁ベースが空いていて強打者に回れば敬遠で塁を埋めて次の打者で勝負という戦法があってそれが認められているのだし、それと似たようなものだと思う。(過去の例でいうと、甲子園での松井に対する全打席敬遠なども。)
そもそも、プロスポーツにとって最も重要なのは勝つことであり、その目的に向かって最善手を尽くすことは当然のことである。
どれだけクリーンで綺麗な戦い方をしても、最終的に負けてしまえばチームも選手も悔いは残るだろう。
勿論、クリーンな戦い方で勝てればそれに越したことはないけれど、自チームの状況が芳しくなかったり、敵チームが強豪である時や、本気で優勝を獲りに行くときは、どんな泥臭い手段を用いても勝ちを拾いに行く執念が求められる。
ただ、ハック戦法を嫌悪する人(特にファン)がいるのは当然だし、「見てて面白くない」という理由も理解できる。激しい攻守の切り替えやスピード感が魅力であるバスケで、淡々とファール→FTという流れは退屈でもある。
一種のエンターテイメントが求められるプロスポーツの興行において、それが与えるマイナス面も考慮する必要もあるだろう。
なので、ハック戦法が是か非かは、今後も議論していくべきだとは思う。
しかし、中にはハック戦法にかこつけて京都のチームや浜口HCの個人攻撃に走っている人もいて、もうそれ単に京都や浜口HCが嫌いなだけやろ、という印象も受けたりする。(逆に、ハック戦法を非難する人に対する中傷なんかもあったり…)
結局何が言いたいかというと、批判はいいけど感情的な中傷はやめようよ、ということ。
みんな同じバスケ好きなんだし。
第179回・京都ハンナリーズの外国人
2015年12月18日 バスケ先日、京都ハンナリーズと短期契約を締結していたトラビス・デロチョウスキー選手との契約が満了した。
先週の群馬戦、プレー時間は短かったものの、他の選手と一緒にベンチを盛り上げてくれ、いい人なのが伝わってきた。
たった2試合だったけど、ありがとう、トラビス!
しかし、Twitterであるブースターが言ってた、「1ターンだけの召喚獣」という言い方が何かしっくりきたw
そして今日、ラリー・オーウェンスとの契約が正式に解除となった。
全治8か月の重傷で、今後の治療やチーム状況を考えると、チーム的にもラリーとしてもこうするしかないのは分かるが、やっぱり寂しい。
ラリーはたった16試合の出場だったけど、平均得点15.9、アシスト2.4、リバウンド8.4、スティール1.4と、攻守にわたってハンナリーズ快進撃の立役者となった。
途中離脱は残念だけど、しっかり治療してカムバックして欲しい。
今までありがとう、ラリー!
さらに同日、新しい外国人2名との契約締結が発表された。
一人は198センチのフォワード、モーゼス・エハンベ。
もう一人は202センチのフォワード、タイレン・ジョンソン。
こないだの群馬戦の時に一緒にいた二人かな?
どちらもフォワードで、まさにデイビッドとラリーの代わりといった感じ。ひょっとしたら前シーズン京都でプレーしていたライアン・フォーハンケリーを呼び戻すかもと思ったがそんなことはなかったw
経歴を見ると、どちらも結構キャリアを積んでて期待が持てそう。
特にタイレンはNBA・Dリーグのオールスターゲームの補欠にも選ばれているらしい。
明日の秋田戦からベンチ登録されるみたいだし、多少なりとも出場するかも。
合流したばかりでチームにフィットするには多少時間がかかるだろうけど、デイビッド、ラリーに代わってハンナリーズを支えてもらいたい。
先週の群馬戦、プレー時間は短かったものの、他の選手と一緒にベンチを盛り上げてくれ、いい人なのが伝わってきた。
たった2試合だったけど、ありがとう、トラビス!
しかし、Twitterであるブースターが言ってた、「1ターンだけの召喚獣」という言い方が何かしっくりきたw
そして今日、ラリー・オーウェンスとの契約が正式に解除となった。
全治8か月の重傷で、今後の治療やチーム状況を考えると、チーム的にもラリーとしてもこうするしかないのは分かるが、やっぱり寂しい。
ラリーはたった16試合の出場だったけど、平均得点15.9、アシスト2.4、リバウンド8.4、スティール1.4と、攻守にわたってハンナリーズ快進撃の立役者となった。
途中離脱は残念だけど、しっかり治療してカムバックして欲しい。
今までありがとう、ラリー!
さらに同日、新しい外国人2名との契約締結が発表された。
一人は198センチのフォワード、モーゼス・エハンベ。
もう一人は202センチのフォワード、タイレン・ジョンソン。
こないだの群馬戦の時に一緒にいた二人かな?
どちらもフォワードで、まさにデイビッドとラリーの代わりといった感じ。ひょっとしたら前シーズン京都でプレーしていたライアン・フォーハンケリーを呼び戻すかもと思ったがそんなことはなかったw
経歴を見ると、どちらも結構キャリアを積んでて期待が持てそう。
特にタイレンはNBA・Dリーグのオールスターゲームの補欠にも選ばれているらしい。
明日の秋田戦からベンチ登録されるみたいだし、多少なりとも出場するかも。
合流したばかりでチームにフィットするには多少時間がかかるだろうけど、デイビッド、ラリーに代わってハンナリーズを支えてもらいたい。
第177回・京都ハンナリーズ観戦(12/12・13)
2015年12月15日 バスケ先週末は両日ともハンナリーズアリーナで観戦。
いろいろうろ覚えだけど。
■12日(土)
会場で、引退したデイビッドに送るビデオメッセージを録ってくれるブースがあり、早く着き過ぎていたので嫁と一緒にメッセージを送る。拙い英語でしゃべったけど、きっとスタッフが気を利かせて英語の字幕を付けてくれるだろうw
ついでに2016年カレンダーを購入。カレンダーを買ったら抽選を引くことができ、見事リンゴをゲット。
家にまだ友人にもらったリンゴが残ってるんだがw
さて、今節は群馬クレインサンダースとの対戦。
ハンナリーズはラリー・オーウェンスを怪我で欠き、デイビッド・パルマ―は引退。
飛車角落ちでフルメンバーの群馬と戦う、非常に厳しい状態だった。
短期契約でセンターのトラビス・デロチョウスキーと契約しているが、チームに合流したばかりなので戦力としては全くの未知数、そもそもポジションが違うので、デイビッド、ラリーの代わりというよりはケビン・コッツァーのバックアップ要員としてだろう。
トラビスはベンチでon1スタート(というか、試合通じてon1の時間帯がほとんど)。
スタメンが大きく変わったことから連携がうまくいかないのか、ちょくちょくフリーの選手を作られては群馬に気持ち良くシュートを決められていた。群馬はシュートタッチがかなり良く、#1ケネディや#23種市がバンバンシュートを入れる。
幸いハンナリーズもオフェンスは悪くなく、なんとか食らいついてる形。
2Q、3Qは、序盤追い上げるけどその後また突き放される…を繰り返して、10点ビハインドで4Qへ。
しかしここからまたもハンナリーズが追い上げ、一気に点差を詰める。さらにハンナリーズのディフェンスが効果を上げ、群馬の得点を抑える。
同点で迎えたハンナリーズのラストショット、これが外れて試合は延長戦へ。
延長戦は先制されるもハンナリーズが追いつき、そして突き放して91-88で見事勝利。
最大14点のビハインドをひっくり返す、劇的勝利だった。
終盤怒涛の追い上げを見せたときは、2000人近いブースターの声が会場に響き渡り、すごくいい雰囲気だった。
そしてチーム全員で掴み取った勝利を見て、その場で思わず泣き出す自分w
ハンナリーズが有明行きを決めた時や、有明で負けた時でも泣かなかったのにw
■13日(日)
昨日の終盤、正ポイントガードの薮内が足を痛めており、今日は出場せず。飛車角どころか金まで落ちて、昨日以上に厳しい戦いになるのが予想された。
しかし、この日は出だしからハンナリーズが鉄壁のディフェンスを敷き、群馬の攻撃を徹底的に抑え込む。
特に日本人ビッグマンの佐藤がケネディをびったりマークし、まともなシュートを打たせない。
1Q終わった時点で、12-4とハンナリーズがリードする。
2Qもディフェンスが冴え渡り、終始ハンナリーズがリード。佐藤に代わって瀬戸山がケネディに付き、ポイントゲッターであるケネディを前半0点に抑えることに成功し、32-16のダブルスコアで折り返す。
特に2Q最後のケネディのシュートを瀬戸山がブロックしたのは素晴らしかった。
しかし後半、群馬が目覚める。
立て続けにシュートを決め、追いついてくる。ハンナリーズも得点を重ね、追いつかれこそしないものの、引き離すこともできない。
この苦しい状況で躍動したのが若いガードの徳永だった。
ルーズボールに飛び込み、相手のパスをカットし、オフェンスリバウンドにも果敢に飛び込む。
スタッツこそ地味な数字だが、彼のエネルギー溢れるプレーがチームに力を与えていたと思う。
最終盤には瀬戸山→村上へのアリウープを決めるなど見せ場も作り、最後は群馬のファウルゲームを凌いで68-60で連勝。
これでハンナリーズは10連勝となった。
試合終了後、浜口HCや高橋AC、選手たちが泣いていた。
この群馬戦が、ラリー・オーウェンスにとって最後の試合だったとの事。
今後は母国に帰って治療に専念するんだろう。
かなりの大怪我で復帰までは時間を要するだろうが、見事なカムバックを果たしてほしい。
短い間だったけど、ありがとう、ラリー!
さて、この土日は2人の黒人がハンナリーズのチームと共にいた。彼らが新しい選手なんだろうか。
一人残ったケビンの負担も相当なものだろうから、早く合流して新しいチーム作りを進めてほしい。
次回は再びホームで東の強豪、秋田戦。
残念ながら仕事&法事で見に行けないので、12連勝できるよう祈っておこう。
いろいろうろ覚えだけど。
■12日(土)
会場で、引退したデイビッドに送るビデオメッセージを録ってくれるブースがあり、早く着き過ぎていたので嫁と一緒にメッセージを送る。拙い英語でしゃべったけど、きっとスタッフが気を利かせて英語の字幕を付けてくれるだろうw
ついでに2016年カレンダーを購入。カレンダーを買ったら抽選を引くことができ、見事リンゴをゲット。
家にまだ友人にもらったリンゴが残ってるんだがw
さて、今節は群馬クレインサンダースとの対戦。
ハンナリーズはラリー・オーウェンスを怪我で欠き、デイビッド・パルマ―は引退。
飛車角落ちでフルメンバーの群馬と戦う、非常に厳しい状態だった。
短期契約でセンターのトラビス・デロチョウスキーと契約しているが、チームに合流したばかりなので戦力としては全くの未知数、そもそもポジションが違うので、デイビッド、ラリーの代わりというよりはケビン・コッツァーのバックアップ要員としてだろう。
トラビスはベンチでon1スタート(というか、試合通じてon1の時間帯がほとんど)。
スタメンが大きく変わったことから連携がうまくいかないのか、ちょくちょくフリーの選手を作られては群馬に気持ち良くシュートを決められていた。群馬はシュートタッチがかなり良く、#1ケネディや#23種市がバンバンシュートを入れる。
幸いハンナリーズもオフェンスは悪くなく、なんとか食らいついてる形。
2Q、3Qは、序盤追い上げるけどその後また突き放される…を繰り返して、10点ビハインドで4Qへ。
しかしここからまたもハンナリーズが追い上げ、一気に点差を詰める。さらにハンナリーズのディフェンスが効果を上げ、群馬の得点を抑える。
同点で迎えたハンナリーズのラストショット、これが外れて試合は延長戦へ。
延長戦は先制されるもハンナリーズが追いつき、そして突き放して91-88で見事勝利。
最大14点のビハインドをひっくり返す、劇的勝利だった。
終盤怒涛の追い上げを見せたときは、2000人近いブースターの声が会場に響き渡り、すごくいい雰囲気だった。
そしてチーム全員で掴み取った勝利を見て、その場で思わず泣き出す自分w
ハンナリーズが有明行きを決めた時や、有明で負けた時でも泣かなかったのにw
■13日(日)
昨日の終盤、正ポイントガードの薮内が足を痛めており、今日は出場せず。飛車角どころか金まで落ちて、昨日以上に厳しい戦いになるのが予想された。
しかし、この日は出だしからハンナリーズが鉄壁のディフェンスを敷き、群馬の攻撃を徹底的に抑え込む。
特に日本人ビッグマンの佐藤がケネディをびったりマークし、まともなシュートを打たせない。
1Q終わった時点で、12-4とハンナリーズがリードする。
2Qもディフェンスが冴え渡り、終始ハンナリーズがリード。佐藤に代わって瀬戸山がケネディに付き、ポイントゲッターであるケネディを前半0点に抑えることに成功し、32-16のダブルスコアで折り返す。
特に2Q最後のケネディのシュートを瀬戸山がブロックしたのは素晴らしかった。
しかし後半、群馬が目覚める。
立て続けにシュートを決め、追いついてくる。ハンナリーズも得点を重ね、追いつかれこそしないものの、引き離すこともできない。
この苦しい状況で躍動したのが若いガードの徳永だった。
ルーズボールに飛び込み、相手のパスをカットし、オフェンスリバウンドにも果敢に飛び込む。
スタッツこそ地味な数字だが、彼のエネルギー溢れるプレーがチームに力を与えていたと思う。
最終盤には瀬戸山→村上へのアリウープを決めるなど見せ場も作り、最後は群馬のファウルゲームを凌いで68-60で連勝。
これでハンナリーズは10連勝となった。
試合終了後、浜口HCや高橋AC、選手たちが泣いていた。
この群馬戦が、ラリー・オーウェンスにとって最後の試合だったとの事。
今後は母国に帰って治療に専念するんだろう。
かなりの大怪我で復帰までは時間を要するだろうが、見事なカムバックを果たしてほしい。
短い間だったけど、ありがとう、ラリー!
さて、この土日は2人の黒人がハンナリーズのチームと共にいた。彼らが新しい選手なんだろうか。
一人残ったケビンの負担も相当なものだろうから、早く合流して新しいチーム作りを進めてほしい。
次回は再びホームで東の強豪、秋田戦。
残念ながら仕事&法事で見に行けないので、12連勝できるよう祈っておこう。
第176回・京都ハンナリーズ
2015年12月8日 バスケ今日、衝撃的なニュースが。
京都ハンナリーズで3シーズンにわたってプレーしてきた、デイビッド・パルマ―が突然の引退を発表した。
先週の土・日のアウェイ福島戦が彼にとっての引退試合であり、本人の意向もあり、彼が日本を発ってからの発表となったため、彼の最後のプレーを見ることなく、別れることとなってしまった。
彼がかつて在籍した大阪エヴェッサ、琉球ゴールデンキングスにおいて優勝を経験した、まさしく優勝請負人と言える選手。
3ポイントシュート、フリースローの名手であり、近年は固いディフェンスも身に付け、京都の主力を務めてきた。
先週の福島戦では、土曜日は55分中49分の出場で30得点・19リバウンド・3アシスト、日曜日は40分中35分の出場で28得点・14リバウンド・1アシストと、スタッツだけ見ればとても引退する選手とは思えない数字を残し、週間MVPにも選ばれた。
日曜日の試合が終わった後、ヘッドコーチ、選手みんなが泣いていたこと、選手が何としても勝ちたかったと言っていたこと、試合後のヘッドコーチが意味深なコメントを発していたのは、これを意味していたのか。
ラリー・オーウェンスの大怪我に続き、デイビッド・パルマ―の引退。
とても悲しいし、正直今後どうなるかは心配だけど、シーズンはまだ前半戦、前を向いて京都ハンナリーズを応援し続けていきたいと思う。
ありがとう、デイビッド!
京都ハンナリーズで3シーズンにわたってプレーしてきた、デイビッド・パルマ―が突然の引退を発表した。
先週の土・日のアウェイ福島戦が彼にとっての引退試合であり、本人の意向もあり、彼が日本を発ってからの発表となったため、彼の最後のプレーを見ることなく、別れることとなってしまった。
彼がかつて在籍した大阪エヴェッサ、琉球ゴールデンキングスにおいて優勝を経験した、まさしく優勝請負人と言える選手。
3ポイントシュート、フリースローの名手であり、近年は固いディフェンスも身に付け、京都の主力を務めてきた。
先週の福島戦では、土曜日は55分中49分の出場で30得点・19リバウンド・3アシスト、日曜日は40分中35分の出場で28得点・14リバウンド・1アシストと、スタッツだけ見ればとても引退する選手とは思えない数字を残し、週間MVPにも選ばれた。
日曜日の試合が終わった後、ヘッドコーチ、選手みんなが泣いていたこと、選手が何としても勝ちたかったと言っていたこと、試合後のヘッドコーチが意味深なコメントを発していたのは、これを意味していたのか。
ラリー・オーウェンスの大怪我に続き、デイビッド・パルマ―の引退。
とても悲しいし、正直今後どうなるかは心配だけど、シーズンはまだ前半戦、前を向いて京都ハンナリーズを応援し続けていきたいと思う。
ありがとう、デイビッド!