第213回:【バスケ】京都ハンナリーズ2016-17シーズン
2017年5月10日 バスケ先日、Bリーグ初年度のレギュラーシーズンが終了した。
京都ハンナリーズの最終成績は25勝35敗で西地区5位。
残念ながらチャンピオンシップトーナメント(CS)への出場権は逃したが、降格プレーオフに絡むこともなく、来期もB1に継続参戦することとなった。
CSへの出場がない為今シーズンは終了したので、チーム・クラブ・選手について総括してみようと思う。
●チーム
上に書いたように、25勝35敗で西地区5位。
CS出場を目標にしていただけに、厳しい結果となった。
シーズン序盤は勝ち星を伸ばせず苦しんだものの、岡田の勝負強さが光ったり、新戦力のダブや川嶋がチームにフィットすると共にチームは上向きに。
個の力で他チームに劣る分、徹底したチームバスケで強豪とも互角に渡り合い(ただし三河は除く)、交流戦では東京や栃木からも勝ち星を挙げるなど健闘した。
シーズン後半も2位争い、ワイルドカード争いに絡むも4月以降急激に失速、CS出場を逃した後は最終戦で名古屋に負けて5位転落となって終わりを迎えた。
シーズン中盤頃の好調の要因は、強固なディフェンスと浜口HCの修正力にあったと思われる。
前述の栃木戦などはその二点をもって4Qだけで18点差をひっくり返す原動力となった。
しかしシーズン終盤はディフェンスの崩壊、特に毎試合のように3Qで大量失点を繰り返し、立ち直れないままズルズルと敗戦、という流れが非常に多かった。最終戦でも、前半終了時点で名古屋に17点リードしながらも3Qでリードをすべて溶かし、4Qにあっさり逆転負けと、最終戦にもかかわらず非常に残念な姿を見せてしまった。
また、浜口HCの采配にも疑問を感じることがたびたび出てきて、得意の修正力を見せることもなくなってしまった。
とはいえ、シーズン開始前の予想に比べれば今季は健闘したと言える。
それもひとえに、明らかにチーム編成の失敗による。
フロントがbjリーグ時代の時と同じ感覚でいたのか、手薄なフォワードを一切補強せず、日本人はガードばかり、外国人はセンターがおらずパワーフォワードばかりと、明らかに歪なロスターとなっていた。
上で述べた3Qの失速は、外国人オン1時の貧弱なインサイドが弱点なのも関係していると思う。
今季の結果を受けて、チームに何が欠けているかは分かったと思うので、来季は積極的な補強をしてほしい。
●クラブ
bj時代から観客数は少なかった京都。
Bリーグになって増えはしたものの、B1リーグ全体では唯一平均観客数が2,000人を切る圧倒的最下位。それどころか、B2トップの熊本にすら負ける有様となった。
原因はあまりスポーツに熱中しない府民性もあるとは思うが、一番大きな原因は広報・営業活動等にまったく力を入れていない(ように見える)フロントの怠慢だと思う。
試合運営に関してもMCの劣化、試合終了後のハイタッチの禁止、チア(はんなりん)の出番激減など、客を増やす気あるのか・リピーターを増やす気あるのかと感じることが多々あった。
あと、舞鶴と三重開催はもういらない。
また、ファンクラブ特典の事でどうしても納得いかないことがあったのでフロントの人に口頭で納得いかない旨と来季は検討してほしい旨を伝えた。今までメールで要望や意見を出したことはあったが、直接伝えたのは今回が初めてだ。
フロントに対する不満は言い出すとキリがないのでやめておくが、来季はより多くの観客数の獲得を目指し、またファン全体のことも考えた運営を行ってほしい。
千葉ジェッツの社長を見習ってほしいものだ。
次からは選手個人について語っていこうと思う。
京都ハンナリーズの最終成績は25勝35敗で西地区5位。
残念ながらチャンピオンシップトーナメント(CS)への出場権は逃したが、降格プレーオフに絡むこともなく、来期もB1に継続参戦することとなった。
CSへの出場がない為今シーズンは終了したので、チーム・クラブ・選手について総括してみようと思う。
●チーム
上に書いたように、25勝35敗で西地区5位。
CS出場を目標にしていただけに、厳しい結果となった。
シーズン序盤は勝ち星を伸ばせず苦しんだものの、岡田の勝負強さが光ったり、新戦力のダブや川嶋がチームにフィットすると共にチームは上向きに。
個の力で他チームに劣る分、徹底したチームバスケで強豪とも互角に渡り合い(ただし三河は除く)、交流戦では東京や栃木からも勝ち星を挙げるなど健闘した。
シーズン後半も2位争い、ワイルドカード争いに絡むも4月以降急激に失速、CS出場を逃した後は最終戦で名古屋に負けて5位転落となって終わりを迎えた。
シーズン中盤頃の好調の要因は、強固なディフェンスと浜口HCの修正力にあったと思われる。
前述の栃木戦などはその二点をもって4Qだけで18点差をひっくり返す原動力となった。
しかしシーズン終盤はディフェンスの崩壊、特に毎試合のように3Qで大量失点を繰り返し、立ち直れないままズルズルと敗戦、という流れが非常に多かった。最終戦でも、前半終了時点で名古屋に17点リードしながらも3Qでリードをすべて溶かし、4Qにあっさり逆転負けと、最終戦にもかかわらず非常に残念な姿を見せてしまった。
また、浜口HCの采配にも疑問を感じることがたびたび出てきて、得意の修正力を見せることもなくなってしまった。
とはいえ、シーズン開始前の予想に比べれば今季は健闘したと言える。
それもひとえに、明らかにチーム編成の失敗による。
フロントがbjリーグ時代の時と同じ感覚でいたのか、手薄なフォワードを一切補強せず、日本人はガードばかり、外国人はセンターがおらずパワーフォワードばかりと、明らかに歪なロスターとなっていた。
上で述べた3Qの失速は、外国人オン1時の貧弱なインサイドが弱点なのも関係していると思う。
今季の結果を受けて、チームに何が欠けているかは分かったと思うので、来季は積極的な補強をしてほしい。
●クラブ
bj時代から観客数は少なかった京都。
Bリーグになって増えはしたものの、B1リーグ全体では唯一平均観客数が2,000人を切る圧倒的最下位。それどころか、B2トップの熊本にすら負ける有様となった。
原因はあまりスポーツに熱中しない府民性もあるとは思うが、一番大きな原因は広報・営業活動等にまったく力を入れていない(ように見える)フロントの怠慢だと思う。
試合運営に関してもMCの劣化、試合終了後のハイタッチの禁止、チア(はんなりん)の出番激減など、客を増やす気あるのか・リピーターを増やす気あるのかと感じることが多々あった。
あと、舞鶴と三重開催はもういらない。
また、ファンクラブ特典の事でどうしても納得いかないことがあったのでフロントの人に口頭で納得いかない旨と来季は検討してほしい旨を伝えた。今までメールで要望や意見を出したことはあったが、直接伝えたのは今回が初めてだ。
フロントに対する不満は言い出すとキリがないのでやめておくが、来季はより多くの観客数の獲得を目指し、またファン全体のことも考えた運営を行ってほしい。
千葉ジェッツの社長を見習ってほしいものだ。
次からは選手個人について語っていこうと思う。
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