今日、ついに今年のNBAのFinalsが終了した。

キャバリアーズが前年度の覇者、ウォーリアーズを破っての優勝。
シリーズ1勝3敗から3連勝での大逆転優勝と、あまりにも劇的な優勝だった。

このシリーズは一方的な展開が多くあまり面白みのないシリーズかと思っていたが、この試合は最後の最後まで結果の分からない素晴らしい試合だった。
ファイナルMVPは第5ゲーム、第6ゲームで40点超え、そして第7ゲームで圧巻のトリプルダブルを見せたレブロン・ジェームズ。

そしてレブロンの脇を固めるチームメイトも素晴らしい活躍をした。
第5ゲームでレブロンと共に41点を叩き出し、第7ゲームで決勝の3Pを決めたカイリー・アービング。
インサイドの手薄なウォリアーズを相手にオフェンスリバウンドを奪いまくったトリスタン・トンプソン。
調子の波は激しいもののいいところで3Pを決めたJRスミス等々…
彼らが自分の役割をしっかりと果たし、そしてウォリアーズの圧倒的なオフェンスに対し徹底的にタイトなディフェンスを遂行できたことで、この紙一重の試合で勝利できたんだろう。

対するウォーリアーズはドレイモンド・グリーンがトリプルダブル級の活躍をしたものの、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソンの二人はやはり本調子とは言えなかった。そして第4Qではラスト4分半もの間まったく得点することができず、敗戦となった。
レギュラーシーズンを73勝と圧倒的な強さで駆け抜けたものの、このFinalsでは主力の不調、グリーンの出場停止、アンドリュー・ボーガットの故障欠場など様々な要因が重なり連覇を果たすことはできなかった。

プレーオフで一気に調子を上げてきたキャバリアーズに比べると、ウォーリアーズはレギュラーシーズンに見せたような圧倒的な強さは鳴りを潜めてしまっていた。シュートの精度は落ち、ターンオーバーは増え、サンダーとの試合もそうだったが後手後手に回ることが多かった。それに、レギュラーシーズン中は73勝のために主力を休ませることもほとんどなかったため、ここに来て疲労がピークに達していたのかもしれない。
ここ一番でキャバリアーズに優勝を掻っ攫われたのもやむなしと言える。


このシリーズはシーズン73勝したウォリアーズが4勝2敗で連覇達成と予想していたけど見事に外れた。
ウォーリアーズが負けたのは残念だけど、キャバリアーズが凄かったと言わざるを得ない。
連覇がいかに難しいことか、そしてレブロンのKINGたる所以が分かった試合だった。


さて、録画した試合を楽しむとしよう。

コメント

アンラッキー
2016年6月23日23:28

NBAはあまり知らないんですが、レブロンはすごかったですね。
コービーブライアントの引退試合といい「スターの持つ力」みたいのを感じますねぇ。

もうすぐ日本も統一プロリーグ始まりますが、滋賀も京都もいい成績だといいのですがねぇ・・・。

GASP
2016年6月26日16:09

>>アンラッキーさん
ここ大一番で求められた以上の結果を出すのが真のスーパースターなんでしょうね。

Bリーグは旧NBL勢に苦戦は必至なので、我慢強く応援することにしますw
それよりも知名度を上げてお客さんを増やさないと…

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