決して「売れるため」の曲は作らず、ストイックなまでに自らの道を突き進むまさに『職人』とも言えるバンド、Dir en grey(ディルアングレイ)の久々のPV集。
「CHILD PLEY」をはじめとするシングル曲5曲を含む全9曲。

最初に、このバンドは「売れるため」の曲は作らないと書いたが、それは映像に関しても同じである。
彼らにとって、売れるとかうけるとか、そんなものは眼中にすらない。ただただ、自らが目指すものを求める。そのため、曲は一般受けするものではないし、映像はテレビでは決して流せないものであったり、DVDそのものにすら修正が入ってしまうほどである(このDVDに収録されている「朔-saku-」と「鼓動」にも修正が多々入っている)。
だが、それこそが彼らの持ち味と言える。

彼らの音楽・映像からは常に「痛み」「恐怖」「狂気」が垣間見える。このDVD収録の「朔-saku-」など、まさにその真骨頂である。
それは聞く者・見る者を引き付ける。決して一般受けはしない、見る者を選ぶバンドではあるが、自分にとってDir en greyとは並ぶ者のいない『最凶』のバンドである。

素人にはオススメできない。

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