第33回・思い出のカード(その2)
2005年6月13日 mtg雑記●厄介な性格
昔ほどではなくなったが、マジックの大会に出る際、持っているカードだけでしかデッキを組みたくなかった。極端に『カードを借りて出る』という事を嫌ったのだ。自分でも根拠が今一つよく分からないが、多分
『借りたら返さないといけない』
からだったと思う。
今もそう。さっさと誰かから《黒瘴》借りる事にしてしまえばいいものを、『持ってないから』という理由で、なんとか他のフィニッシャーで代用できないかと試行錯誤している。
そして試せば試すほど、『《黒瘴》だったら簡単なのに』と思ってしまう。
厄介なものだ。
だから、誰か《黒瘴》ください。
●思い出のカードその2。
その1が《アーナム・ジン》だったので、自分的に次はこれしかない。
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《火葬/Incinerate(IA,5th,MI)》
1赤
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。この方法でダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。
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赤緑ステロイドに、《稲妻》と一緒に火力8枚体制で《アーナム・ジン》をサポートしていた。
これを聞くと「あれ? じゃあなんで《稲妻》じゃないの? そっちの方が強かったじゃん」と思うかもしれないが、自分はこちらの方が気に入っていた。
第一に、《火葬》は《稲妻》よりエレガントだ(主観)。
1マナ3点という野蛮な火力に対し、《火葬》は2マナと奥ゆかしい。しかし単に重くなったのではなく、それは「再生できない」の一文を持っていた。赤にとっての難題の一つ、再生クリーチャーへの解答となっていたのだ。これで一体何十匹、蛇の丸焼き(《リバー・ボア》)を作った事か。
第二に、かなり長い間使った。
《火葬》の初出はアイスエイジ。しかしボクはその頃カードをほとんど持っていなかったので、ミラージュで初めて顔を合わせた事になる。それでも、かなり長い間使った。ミラージュブロックが落ちても、第5版に再録されたので使い続けた。期間は第6版が出るまでで、およそ2年余り。
対する《稲妻》は第5版が出るまでで、およそ1年。思い入れが違う。
第三に、イラストがよかった。
個人的に好きなのはミラージュ版、Brian Snoddy氏のイラストはよかった。骨まで焼かれる人間のイラストは格好良く、第5版が出てもひたすらにミラージュのカードを使い続けた(白枠が嫌いだったのもあるが)。
以上の理由から、《火葬》は自分にとって思い出のカードだ。最近の火力には《火葬》のようなエレガントさが欠けていると思う(超主観)。
昔ほどではなくなったが、マジックの大会に出る際、持っているカードだけでしかデッキを組みたくなかった。極端に『カードを借りて出る』という事を嫌ったのだ。自分でも根拠が今一つよく分からないが、多分
『借りたら返さないといけない』
からだったと思う。
今もそう。さっさと誰かから《黒瘴》借りる事にしてしまえばいいものを、『持ってないから』という理由で、なんとか他のフィニッシャーで代用できないかと試行錯誤している。
そして試せば試すほど、『《黒瘴》だったら簡単なのに』と思ってしまう。
厄介なものだ。
だから、誰か《黒瘴》ください。
●思い出のカードその2。
その1が《アーナム・ジン》だったので、自分的に次はこれしかない。
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《火葬/Incinerate(IA,5th,MI)》
1赤
インスタント
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火葬はそれに3点のダメージを与える。この方法でダメージを与えられたクリーチャーは、このターン再生できない。
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赤緑ステロイドに、《稲妻》と一緒に火力8枚体制で《アーナム・ジン》をサポートしていた。
これを聞くと「あれ? じゃあなんで《稲妻》じゃないの? そっちの方が強かったじゃん」と思うかもしれないが、自分はこちらの方が気に入っていた。
第一に、《火葬》は《稲妻》よりエレガントだ(主観)。
1マナ3点という野蛮な火力に対し、《火葬》は2マナと奥ゆかしい。しかし単に重くなったのではなく、それは「再生できない」の一文を持っていた。赤にとっての難題の一つ、再生クリーチャーへの解答となっていたのだ。これで一体何十匹、蛇の丸焼き(《リバー・ボア》)を作った事か。
第二に、かなり長い間使った。
《火葬》の初出はアイスエイジ。しかしボクはその頃カードをほとんど持っていなかったので、ミラージュで初めて顔を合わせた事になる。それでも、かなり長い間使った。ミラージュブロックが落ちても、第5版に再録されたので使い続けた。期間は第6版が出るまでで、およそ2年余り。
対する《稲妻》は第5版が出るまでで、およそ1年。思い入れが違う。
第三に、イラストがよかった。
個人的に好きなのはミラージュ版、Brian Snoddy氏のイラストはよかった。骨まで焼かれる人間のイラストは格好良く、第5版が出てもひたすらにミラージュのカードを使い続けた(白枠が嫌いだったのもあるが)。
以上の理由から、《火葬》は自分にとって思い出のカードだ。最近の火力には《火葬》のようなエレガントさが欠けていると思う(超主観)。
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