たまには試合のことでも書こうかねぇ。

2/6・7は西地区1位の京都vs2位の琉球という首位攻防戦。
琉球としてはシーズン前半に琉球ホームで京都に連敗しているのもあり、是が非でも勝ちたい2連戦。
対する京都も、大混戦の西地区(1位から6位まで3ゲーム差)から一歩抜け出たい状況。

互いの意地と意地がぶつかる好カード。
結果は、6日は琉球が勝ち、7日は京都が勝ちで1勝1敗の痛み分けとなった。
試合内容もまるで真逆。
6日は1Q京都がリードするも、ファウルトラブルで苦しむ中琉球が逆転、一時琉球が19点リードするも京都が終盤追い上げ5点差まで詰め寄るも、琉球の逃げ切り、という形だった。
一方7日は、1Q琉球がリードするも、今度は琉球がファウルトラブルで京都が逆転、一時京都が14点リードするも琉球が追い上げ、一時は逆転するものの京都が再逆転し、僅差で京都の勝ち、というものだった。

この2連戦、京都としては1勝1敗できて御の字だったと思う。
京都はパルマ―、ラリーの2人が抜けた後、新外国人2人が加入したものの、チーム力は明らかに以前よりも落ちてしまっている。
特にディフェンス面で鉄壁を誇っていた京都だが、外国人入替後は明らかに失点が増えている。
一方琉球は怪我人もなくベストメンバー。チームの完成度も京都より上のように思えた。
琉球の流れるようなパス回しの前に翻弄される京都…というシーンが何度も見受けられた。
それでも、7日は琉球を71点に抑えることができた(現在、京都の平均失点は70.8点)。少しずつ、チーム力が上がっているものと思いたい。

正直7日は審判の笛に助けられた側面も大きいと思う。
審判の判定について色々思うところはあるがw、ここは勝てたことを喜ぼう。

以下、この二日間の選手に対する印象。

#0 瀬戸山
京都最強のディフェンスマシーン。岸本・喜多川の両得点源に厳しいディフェンスを仕掛け、フリーで打たせることがほとんどなかった。6日はタイレンがファウルトラブルに陥った際、on1にしてでも瀬戸山を起用し、バーンズとマッチアップさせるなど、浜口HCの瀬戸山に対するディフェンスの信頼感が伺える。
この2試合は共に2得点。ここ最近めっきりシュートを打たなくなっているとはいえ、フリーで打てるタイミングもあったしもう少しシュートも狙ってほしい。

#1 タイレン・ジョンソン
6日16点、7日23点とエースの活躍。
技術はあると思うしフィジカルもなかなかのものだが、どうにもドライブが安定しないイメージ。体勢を崩しながら強引にシュート、という場面が多かった気がする。
7日は終盤にバーンズにスティールされた上にバスカンを与えるというポカを犯す。勝ったからよかったけど。

#7 薦田
二日ともプレイタイムはほとんどなし。
シュートタッチが悪かったのもあるけど、全体的にスピードのある琉球に対しては相性が悪かったのかも。

#8 村上
スピードで対抗できる選手のはずが、内容が悪かった。
6日は9分の出場でターンオーバーを3つも犯し、7日は自分に対するファウルに抗議してテクニカルファウルを取られるなど、いいとこなし。
今シーズンは攻撃面で進化が見られるので頑張ってほしいところ。

#9 小島
アーリーエントリーで入った新人は出番なし。まぁしょうがない。

#17 日下
出場時間は限られるが、セカンドユニットとしての仕事を全うする。
7日は14分出場ながら3得点、2アシストと上々の出来。

#18 モーゼス・エハンベ
二日間ともシュートタッチが非常に悪い。ディフェンス面でも、モーゼスではなく瀬戸山を起用するぐらいだから問題があるのが分かる。
彼が頑張らないとタイレン、ケビンへの負担が増すばかりなので頑張ってほしいところ。

#19 徳永
この二日間の影のMVP。
彼の執拗なディフェンス、ルーズボールに対する貪欲さなど、彼のプレーが京都のムードを変えてくれていた。
6日は12分で9得点、7日は10分の出番で7得点を挙げた。7日は前半3ファウルでベンチに下がったが、展開次第では後半の勝負どころで彼を使うつもりだったんじゃないかと思った。

#25 佐藤
6日はファウルトラブルのタイレンに代わりインサイドで頑張っていたが、7日はほぼ出番なし。
薦田と同じく、琉球相手では相性が悪かったのかもしれない。

#33 内海
6日は13点、7日は14点と大活躍。
シュートタッチもよかったし、ディフェンスも頑張っていた。何よりターンオーバーが少なく安定したプレーが出来ていた。
7日は4ファウルになりながらも最後までコートに立ち続けてくれて勝利に貢献。

#34 藪内
正PGとして活躍。なぜか印象に残ってないw
6日は12得点5アシストと活躍するも、ターンオーバーが多く、4Qには5ファウルで肝心なところで退場となってしまった。
PGなのに時折ターンオーバーが多いときがあるので気を付けてもらいたい。

#42 ケビン・コッツァー
パルマ―、ラリーが抜けてから彼の負担が増しているが、その分毎試合のように得点・リバウンドでダブルダブルを連発し、京都に欠かせないインサイドの要として活躍している。
しかし琉球戦では徹底マークされ、なかなか本来のプレーが出来ていなかった。ラベネルにゴール下の競り合いで負けたり、ボールを持った瞬間ダブルチームを仕掛けられたり。この辺琉球はすごく上手い。
それでも7日は後半だけで16点を稼ぎ、勝利に貢献した。
プレータイムがここのところ増えているだけに、怪我にだけは気を付けてもらいたい。



琉球戦を1勝1敗で終えたことで何とか西地区1位を死守。
しかし下位とのゲーム差は縮まっており、今後も負けられない試合は続く。タイレン、モーゼスの二人には今以上にチームにフィットしてもらいたい。

あと、7日の観客数は2300人以上だった。
いつも1000人前後だったことを考えるとすごい数だ。
来シーズンはB1に所属するんだから常にこれぐらいは入って欲しいなぁ。

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